「心筋炎の初期症状」はご存知ですか?なりやすい人の特徴も医師が徹底解説!

「心筋炎の初期症状」はご存知ですか?なりやすい人の特徴も医師が徹底解説!

心筋炎の主な原因

心筋炎にはさまざまな原因がありますが、その中でも感染によるものが最も多いです。ここでは、代表的な原因を3つあげてご説明いたします。

ウイルス感染

心筋炎の最も多い原因はウイルス感染です。コクサッキーウイルス、インフルエンザウイルス、コロナウイルスなどが関与します。感染後1〜2週間で、発熱、倦怠感、胸痛、息切れなどの症状が現れることが多いです。これらの症状が現れた際は、内科や循環器内科を受診し、心電図や心エコー検査を受けましょう。

自己免疫反応

自己免疫疾患やワクチン接種後などで、自分の免疫が誤って心筋を攻撃し炎症を起こし、心筋炎が起こることがあります。膠原病などの基礎疾患がある人は注意が必要です。内科、膠原病内科、循環器内科での精査が適切です。

薬剤・毒素による影響

一部の薬剤(抗がん剤や免疫チェックポイント阻害薬など)、アルコール、薬物などが心筋に直接障害を与えることがあります。処方薬や市販薬も含め、服用履歴は日頃から記録しておくことをおすすめします。医療機関の受診時にそれらの情報を正確に伝えることで、診断の重要な手がかりとなるためです。

心筋炎になりやすい人の特徴

年齢や性別を問わず発症しますが、なりやすい人の特徴があります。代表例を3つあげて、以下に説明します。

免疫力が低下している人

高齢者、慢性疾患を有する人、ステロイドや免疫抑制薬を使用している人は、感染に対する抵抗力が弱くなるため、心筋炎を発症しやすい傾向があります。また、栄養不足、睡眠不足、過度なストレスなどの悪い生活習慣も免疫力を低下させる要因となります。あてはまる方は日常生活の見直しが必要です。

自己免疫疾患に罹患している人

自己免疫疾患に罹患している人は、もともと炎症が起きやすい体質のため、免疫の異常な働きによって心筋炎を発症するリスクが高まります。膠原病内科や循環器内科と連携し、定期的な検査や早期受診を心がけることで予防は可能です。体調の小さな変化を見逃さない生活習慣も大切です。

特定の薬剤治療を受けている人

抗がん剤や免疫チェックポイント阻害薬など、心筋に影響を及ぼす薬剤治療を受けている人は心筋炎のリスクが高くなります。治療中は、動悸、胸痛、息切れといった症状を早期に把握し、主治医や循環器内科へ速やかに相談することが重要です。

配信元: Medical DOC

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