
「あなたの怪談、聞かせてください――」。ホラー漫画「水ムーちゃんねる 隣の晩怖談」では、作者水村友哉(@gontanopoo)さんが実際に聞いた・集めた・体験した「実話怪談」を描く。現在は“身の毛もよだつ”怪談6篇を掲載した第4巻目となる最新刊「水ムーちゃんねる 隣の晩怖談(4) 」が絶賛発売中!(2025年3月28日発売)今回は、隣の晩怖談(ばんこわだん)より「鳩の鳴く家」を紹介するとともに水村さんに制作の経緯を聞く。
■わからないことの恐怖



本作「鳩の鳴く家」は、作者・水村友哉さんの叔父が体験した実話を元に描かれている。幼い頃の叔父は、母と兄、叔父、妹の4人暮らしで、母は夜の仕事に出て家計を支えていた。叔父の家では鳩を飼っていて、ある日、鳩を外へ放ってやると電柱に絡まり首が落ちてしまう。亡骸を探すもどこにも見当たらなかったが、隣人のおばあさんが「おたくの鳩かい?」と袋に入れた鳩を持って来た…。その夜、寝ているはずの兄が半目で逆立ちをして廊下に転げ落ちたのだ!
本作の制作について水村さんは「子どものころから怖い話はよく聞いて回ったり、話したりしていたのですが、親族一同集まったときに“僕の漫画”の話になり、叔父が幼少期からいろいろ体験したという話を聞き、意味不明な怖さがあったので、今回描かせてもらいました」と教えてくれた。また「ちょっと笑えて、日常パートもあり、でも怪異がちゃんと怖くて、かっこいい…そんな漫画。それを意識して描いてます」と日常性を意識して描いているそうだ。
「子どものころ、水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』がきっかけで、妖怪やお化けの絵をよく描いていました。それが大きな軸となり、小学生の夢が漫画家となり、時間はほんとかかりましたが、現在こうして実話怪談漫画を描かせていただいている感じです。ほんとありがたいです」と水村さんは長年の夢を叶えることができた喜びについても語ってくれた。
実話であるからこその底知れぬ不気味さが感じられる本作、ぜひ読んでみてほしい。
◆取材協力:水村友哉(@gontanopoo)
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