<僕達はまだその星の校則を知らない>脚本・大森美香、磯村勇斗の演じる健治に「毎回ドキドキ」最終話直前対談

<僕達はまだその星の校則を知らない>脚本・大森美香、磯村勇斗の演じる健治に「毎回ドキドキ」最終話直前対談

「僕達はまだその星の校則を知らない」主演・磯村勇斗と脚本・大森美香
「僕達はまだその星の校則を知らない」主演・磯村勇斗と脚本・大森美香 / (C)カンテレ

磯村勇斗主演ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)が9月22日(月)に最終回を迎える。主人公の健治を演じる磯村と脚本・大森美香のスペシャル対談が到着。最終回の見どころやドラマの反響、撮影を振り返っての裏話などを語った。

■小説化の話も舞い込む大きな反響

――完成した最終話をご覧になった感想はいかがでしょうか?

磯村:撮影当時の思い出を振り返りながら見ていました。ラストにふさわしい法廷のシーンなど、第1話の模擬裁判をなぞらえるような形で最後を締めくくるという落とし方もとても好きなシーンです。その裁判をこれまで出演してきた皆さんが見ているというところも。あと個人的にうれしかったのは、新しい「ムムス」の登場です。

大森:私は見ていてとても充実感があり、たくさんの幸せが溢れているうれしさとともに、「終わっちゃった」という寂しさがあって、もっと見ていたい気持ちになったというのが正直なところです。今まで出てきたいろいろな方たちの思いが一つ一つ詰まっているように感じて、うれしい気持ちになりました。

――ドラマの反響について、どんな声が届いていますでしょうか?

大森:20年くらい連絡を取っていなかった知り合いから「ドラマ見ているよ、すごく面白い。引き込まれて見ていたら、大森さんが書いていたんだと知って連絡した。これからも楽しみにしてるよ」という連絡を受けたり、周りのママ友さんから熱い感想をたくさんもらったりして、すごくうれしかったです。「小説みたい」という感想もいただいて、うれしく思っていたら、とある出版社さんから「小説化しませんか」とお声がけをいただきました。もうすぐ締め切りで、今、がんばって書いているところです。真剣に見てくださっている方が多いことがうれしいです。

磯村:僕も20年近く連絡を取り続けている幼なじみが、初めての民放での主演ということに驚いてくれました(笑)。毎週楽しく見ていると言ってくれています。このドラマではない他の撮影現場のスタッフさんからも「毎週楽しみにしている」、「あの回のあのシーンが本当にステキだった」という話もよくしていただきます。「このドラマで救われた」と連絡をくれた方もいらっしゃいました。誰かの背中を押してあげたり、救いになっていたりすることを聞くと、このドラマに参加してよかったなと思います。
「僕達はまだその星の校則を知らない」主演の磯村勇斗
「僕達はまだその星の校則を知らない」主演の磯村勇斗 / (C)カンテレ


■生徒たちとの忘れられないシーン

――撮影を振り返ってみて、印象的だったシーンはどこですか?

磯村:全部のシーンが印象深いです。皆さんと撮影で絡んできたのでなかなか絞れないですが、第10話の天文室で一緒に過ごしてきた生徒の皆さんが集まって、その空間で話すということは今までなかったので、独特の緊張感がありましたし、最終話が近いこともあって、皆さんのいろんな思いが集結していたことを思うと、忘れられないシーンかなと思います。やっぱり健治の言葉が本当にステキなんですよね。

大森:とんでもない。

磯村:本当にステキな言葉を、健治を通して、自分が話すことができて幸せでした。

大森:そう言っていただけて、こちらこそ幸せです。私は、一つのシーンを選ぶことは難しいのですが、天文部の合宿のときに、みんながたわいのない話をして仲が深まっていくシーンが好きです。皆さんの雰囲気がお芝居の中から伝わってきて、こんな夜をみんなで一緒に過ごしたら、絶対に絆が深まるだろうなというところが、特に感動するシーンではないと思うのですが、とてもジーンとしたことを覚えています。第5話のラストの健治さんと珠々(堀田真由)さんがお話するシーンもとても心に残っていますが、やはり何気ないところから生まれる絆のようなもので感動しました。違うドラマだったらカットされているかもしれないような、そんなシーンを、じっくり時間をかけて、空気感を描いてみることができたことはとっても幸せだなと感じます。

――磯村さんは生徒役を演じた皆さんから寄せ書きをプレゼントされましたが、コメントは読まれましたか?

磯村:はい、読みました。皆さん一人一人ちゃんと、長文で、自分の言葉で書いていてびっくりしました。やっぱり、恥ずかしいじゃないですか。たとえ先輩が相手でも僕だったらふざけて書いてしまう気がしますが、誰一人ふざけていなくて、真面目に向き合ってくれているんだろうなと思いながら読んでいました。生徒役の皆さんにとって、この『ぼくほし』が本当にひとつの大きな思い出になっているんだろうなと思いましたし、僕たちのことをよく見てくれているんだなと思いましたね。しっかり見て、学ぼうとしてくれていたことが感じられて、そういった言葉を残してくださって、うれしかったです。

大森:そう、寄せ書きの言葉を読んでみても、みんな真面目で、磯村さんたちの背中を一生懸命追いかけているという感じが、にじみ出ていましたね。


■主人公・健治の成長、最終話の注目ポイント

――本作はオリジナル作品で、主人公も当て書きですが、磯村さんが演じた健治はいかがでしたか?

大森:第1話を初めて見た時に、思っていた以上に男っぽくて、それでいて傷つきやすそうで、私の想像から飛び出していたこともあり「わあ、こんななんだ健治くん」と正直ドキドキしましたね。これから先も大切に作っていかなきゃという気持ちが余計に増しました。私は、こういう人がそばにいたらいいな、と思える人を描くのですが、力強く男っぽいところがありながら、一歩間違えたら崩れてしまうような危うさや儚(はかな)さもあって。一緒に大切に進んでいきたいなと、第1話を見たときに強く思いました。「健治はこんなふうになるんだ」と毎回ドキドキしながら見ていて、刺激的でした。

磯村:大森さんと一緒に話し合いながら役を作っていける、というわけではなかったので、すごく面白いですよね。脚本家さんが思い描いていた健治と、実際に自分が演じてみる健治というのは、予想通りの部分もあれば、そうじゃない部分もあったりして。「健治をこう演じます」と報告はしないですが、自分が演じて映像になることで、一つの報告になりますし、こういったことが脚本家さんとの会話だと思っています。刺激的な時間を2人で過ごさせていただきました(笑)。健治は僕も出会ったことのない、新しい挑戦的な役でもあったので、脚本をいただいて咀嚼(そしゃく)していくことは非常に難しい作業でしたが、刺激的でした。

大森:うれしい。
「僕達はまだその星の校則を知らない」脚本を手掛ける大森美香
「僕達はまだその星の校則を知らない」脚本を手掛ける大森美香 / (C)カンテレ


――大森さんはこのドラマが健治の成長物語だと話されていましたが、磯村さん演じる健治のうれしい成長ぶりや変化などを教えてください。

大森:一番、成長したなと感じたのは、先日放送された第10話の中で、それまでは自分を守りたいという気持ちがいっぱいあった中で、生徒のために一歩踏み出そうと思える人になったところがよかったねと思いました。家庭裁判所のシーンで一生懸命に奮闘している健治さんを見て、「いいぞ、頑張れ」という気持ちになりました。斎藤(南琴奈)さんが不処分になった時、わーって喜ぶんじゃなくて、ほっとしている健治さんの姿を見て、もう少し喜んでいいかもしれないけれど、現実としてはまず一つ乗り越えたと感じていたところに、成長したねという気持ちになりました。堀田真由さんが演じる珠々さんとの関係性も、向こうから来られるばかりだったのが、少しずつ積極性を帯びてきているところも、成長を感じています。

磯村:大森さんがおっしゃる通り、終盤である第9話から最終話にかけて、健治の行動や生徒に対する言葉が、最初の頃とは比べ物にならないぐらい自立してきているし、自分を犠牲にしてでも誰かを救いたいと思えることは、一つの大きな成長だったと思います。

――最終回に向けて、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

磯村:何よりもここまでぼくほしを応援してくださった皆様には本当に感謝しています。最終話は最終話らしく、集大成で、これまでの登場人物である生徒、大人たち、健治も、それぞれみんなが銀河に浮かぶ星のように輝いています。このドラマで、共演者の皆さんとそれぞれの役を生きてきた、その魅力が全部詰まっていますので、注目して見ていただけたらうれしいです。

大森:第10話で一つ成長した健治さんが、そこからさらにがんばって、まわりのことを考えながら動いていく様子が魅力です。生徒や先生、理事長(稲垣吾郎)、そして自分の家族にも真剣に向きあっていく姿が、今まで見てくださっていた方にもうれしく思っていただけるのではないかと思っています。後悔させない最終回になっていると思います。
「僕達はまだその星の校則を知らない」主演・磯村勇斗と脚本・大森美香
「僕達はまだその星の校則を知らない」主演・磯村勇斗と脚本・大森美香 / (C)カンテレ


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