満月の夜は、なぜか“まさか”が起こる――。寝る前にのんびり子どもと絵本を読んでいたら、一本の電話で一気に緊迫した空気に。それは、臨月のママ友からのSOSでした。筆者の体験談です。
それは満月の夜。一本の電話から
「まさかのタイミングでごめん……陣痛きたかも」
スマホの画面に浮かぶメッセージ。送り主は、臨月を迎えていたママ友A子です。
時計を見ると、夜の8時過ぎ。外は静かで、カーテンの隙間から満月がのぞいていました。この日、旦那さんはどうしても外せない会食だったそう。臨月だったこともあり、万が一のことがあったときには連絡してもいい? と言われていた日でした。でも、まさか本当にこのタイミングでくるなんて。
まさかのタイミングに大慌て!
一気にアドレナリンが上がりました。寝かせようとしていた自分の子たちにも事情を説明。私は「すぐ行くね!」と返信し、慌てて着替えて玄関へ。外に出ると、月の光がやけに明るかったのを覚えています。夜風が妙に冷たくて、気持ちが落ち着かずそわそわしました。

