3.ほどよい重みがたまらないでしょ(膝の上バカンス)
甘えん坊な猫ほど飼い主さんの膝の上が大好きです。柔らかく、あったかで、特に冬場は、いったん定位置に収まると、コタツに入った子供みたいに、そこから動こうとしません。
飼い主さん側の視点に立てば、愛猫の「膝の上バカンス」は、みかん、お鍋、西宮・今宮戎の福男の話題と並んで、冬の風物詩です。身動きが取れなくなるのは承知で、嬉々として愛猫を迎え入れます。
ウィンウィンの関係に思えますが、実は困った事態に直面することもあります。いちばんの敵は、生理現象のひとつ、尿意です(以下、Nと略)。
雑事であれば後回しにできるものの、Nはそうもいきません。無情にもK点を超えると、せっかく築き上げた人格者としての誇りがやや傷ついてしまう恐れもあります。
NのK点が差し迫った時点で、「そろそろ…いいかな…」と恐る恐る打診すると、愛猫が顔を見上げながら、目で訴えかけてきます。
「ねぇ、重みもぬくもりも絶妙でしょ?」
飼い主さんは、曇りのない愛猫の瞳になす術もなく、K点の向こう側へと新たな挑戦を強いられます。
実は、このN問題に関しては、飼い主さんが前もって、膝の上に毛布やタオルをセットしておけば、十分に対処できます。あとは、愛猫にそのまま膝の上に乗ってもらうだけです。
たとえNのK点が訪れても、たとえば、毛布ごと愛猫を移動させれば、無用なストレスを与えずに、飼い主さんは席を立てます。身も心もリフレッシュして戻った後は、愛猫の気分次第では「膝の上バカンス」を再開できるかもしれません。
いずれにしても、冬の「膝の上バカンス」は、愛猫だけでなく、飼い主さんにとってもホットでリラックスできるひとときでしょう。毛布などを巧みに使って、愛猫といっしょに寒い季節をぬくぬくと乗り越えてください。
まとめ
飼い主さんにとって、かわいい愛猫は何でも許してしまう存在でしょう。「うんうん、その通り!」というみなさんの声がこだまのように響き渡ります。
今回は、悪びれずに飼い主さんの気を引く愛猫の行動を3つ紹介しました。
「休日の早起き」、「パソコンの邪魔」、「膝の上での長居」は、どれも愛猫のかわいさが全開になるシーンです。
ちょっと困惑しつつも、何だかんだ言って受け入れてしまう飼い主さんも多いかもしれません。
自分のかわいさを100%知り尽くした相手(愛猫)に、抵抗など無駄です。そのあふれる魅力に適度に翻弄されながら、これからも楽しい愛猫ライフを続けてください。

