今回ご紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@nyankotokurasiさんの愛猫・ぴぃすけくん。推定生後3週間~1カ月のときにお迎えした、元保護猫なのだとか。

引用元:@nyankotokurasi
ぴぃすけくんとの出会いについてお聞きすると、飼い主さんはこう教えてくれました。
飼い主さん:
「保護猫サイトを見ていたところ緊急の募集があり、そこに掲載されていたぴぃすけに目が留まりました。一緒に保護されたきょうだい猫と写っていたのですが、ぴぃすけが一番小さかったことを覚えています。
問い合わせてみると、今日中に来てほしいとのこと。詳しくお話を聞いてみると、保護主さんの家の近所で親猫がいない子猫が鳴いていたといい、その日は天気が崩れる予報だったため急遽保護してくださったそうです。ただ、保護主さんの家では飼えないため、緊急の募集をかけたとおっしゃっていました」

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その日のうちにぴぃすけくんに会いに行ったという飼い主さん。すぐにお迎えが決まったそうですが、お迎え後は“心配が尽きない日々”を送っていたといいます。
飼い主さん:
「初めての猫との暮らしで右往左往の日々なうえ、ぴぃすけに漏斗胸(ろうときょう)という先天性の障害があることがわかり、獣医師の先生に大きくなれないかもしれないといわれてしまったのです。
手術する選択肢もあったのですが、体が小さく手術に耐えられるかわからない状況で……」

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飼い主さん:
「その後、先生に経過を診てもらいながらぴぃすけの体の負担を考え、手術をしないという選択をしました。大きくなってくれるか心配で泣いてしまうこともありましたが、今は先生もびっくりするくらい心音もしっかりとしていて、体重も標準以上に成長してくれました」

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そんなぴぃすけくんも、現在は推定生後11カ月に。ふだんの様子についてお聞きすると、こう教えてくれました。
飼い主さん:
「ふだんは触ると猫パンチしてくるなどツンツンしていますが、そばにいないときは寂しくてストーカーしてくるかわいいコです。最近は少し寒くなってきたので、布団の上にのってきてくれます。
また、動物病院で注射をされても何が起こったのかわかっていないような、ちょっぴり“天然”ぽいところも魅力ですね(笑)」

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飼い主さんにとって“大事な大事な存在”だというぴぃすけくん。最後に、こんな想いを聞かせてくれました。
飼い主さん:
「大変なこともありましたが、ぴぃすけが成長してくれたことが本当にうれしいです。『少しでも長くそばにいてね、幸せをありがとう』と伝えたいです」
ぴぃすけくんは今、飼い主さんとともに幸せに暮らしていることがわかりました。
写真提供・取材協力/@nyankotokurasiさん/X(旧Twitter)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
