そう、我慢ばかりの節約はなかなか続かないもの。
でも、ほんの少し工夫するだけで、節約は「ラクに続けられる」ようになります。
今回は、高給取りでなくても9年で1,000万円貯めた節約主婦ライター・はらすが実践する、我慢しないで続けられる節約の工夫を5つご紹介します。
【工夫1】楽しみを残す「ご褒美」をつくる
すべてを我慢しようとすると、反動が大きくなるのが「我慢だけの節約」です。我慢しすぎてストレスがたまり、その反動で節約した何倍ものお金を衝動買いに使ってしまっては本末転倒。
節約は「メリハリ」が大事。
そこでおすすめなのが、息抜きができるように「ご褒美費」をつくることです。
たとえば、
・月に1回、スイーツやカフェを楽しむ
・お気に入りのパン屋さんで好きなパンを買う
・ゆっくりテレビを見ながら、ちょっとお高いお菓子でまったりする
・月末のお休みの日にコンビニスイーツを1個買う
このように「我慢せずに計画的に楽しむ」ことで、節約がストレスにならず長く続けられます。
また、予算や回数を数字で決めておくと、衝動買いを防げるのでおすすめです。
【工夫2】「おうち時間」を楽しむ
「休みの日は出かけるもの」そう思っていませんか?なんとなくショッピングモールやイベントに足を運ぶと、出費はかさみがちに。
でも「行かないとつまらない」「行くとお金が減る」…そんなジレンマを感じる人も多いはず。
その解消法はズバリ、「おうち時間を楽しむ」ことです。
家で過ごす時間を「我慢」ではなく「娯楽」に変えることで、ストレスなく出費を減らすことができます。
たとえば、
・お菓子やお酒を手に、おうち映画館を楽しむ
・ホットプレートごはんで家族団らんを味わう
・ベランダや庭でBBQをしてワイワイ過ごす
ポイントは、計画を立てて、買い物や準備も家族みんなで楽しむこと。もし家の中で息が詰まるときは、おにぎりなど軽食を持って、公園や自然のある場所でゆっくり過ごすのもおすすめです。
筆者も初めは「めんどくさい」「それじゃ息抜きにならない」と思っていましたが、続けるうちにお金をかけずに満足感を得られる工夫を見つけること自体が楽しくなりました。
お金を使わなくても楽しめるようになると、節約は自然と習慣になります。
完璧を目指す必要はありません。「おうち時間を楽しむ」ことを習慣にする、それが節約を長く続ける秘訣です。

