沖縄での結婚式に向けて準備をするショウタさんとマミさん。二人とも両親が離婚しており、マミさん側は母親と姉、ショウタさん側は母親と妹だけを式に招待し、お互いに会っていない父親は呼ばないことにしました。父親の所在も連絡先も知らず記憶もおぼろげにしかないショウタさんでしたが、実はおばあちゃんだけはお父さんの電話番号を知っていて、結婚の報告をしたところ「会いたい」という返事があったことを知らされます。ショウタさんは嬉しさと不安を感じながらも、マミさんと一緒にお父さんに会うことを決めました。しかしいざ会ってみると、息子の嫁を「コレ」呼ばわりしたり、全身をじろじろ見て「出てるところは出てる」と言ったり、デリカシーの無い発言を連発する義父。ですがショウタさんは、目を輝かせて楽しそうに話しています。そして「立派になった」「ずっと心配してた」などの父親らしい言葉に心を動かされたのか、マミさんや義母に相談せず独断で結婚式に招待してしまいます。断れ!と心の中で念じるマミさんでしたが、義父は「今は金がなくて・・・招待してくれるなら行けるんだけどな!」と遠回しに費用の負担を要求。それでもショウタさんは疑うことなく、「そのくらい僕が出すよ!」と嬉しそうに答えるのでした。
久しぶりの親子の再会に浮かれる夫。義父にお金をせびられても気付かない

十数年ぶりに実の父親と再会したショウタ。父親らしい言葉に心を動かされたのか、私や義母に一切相談せず、独断で結婚式に招待してしまいました。しかし、お金のない義父は、遠回しに費用を私たちに要求します。私は不信感でいっぱいでしたが、ショウタは義父を疑うことなく「そのくらい僕が出すよ!」と嬉しそうに答えました。
このままじゃ、この場で義父の結婚式参列が確定してしまう!なんとか阻止しなきゃ・・・そう思った私は、「でも旅行会社に今からでも手配間に合うか聞いてみないと!急だし一回確認しよう!」とショウタに声をかけました。

しかし、ショウタは浮かれているのか「頼めば大丈夫だよ!初めての家族旅行なんだ、高くなっても実現させたい!」と周りが見えていない様子。こんな強引に自分の意見を押し通すことなんてないのに・・・私は普段と違うショウタに不安になりながらも、言葉を飲み込みました。

「また連絡くれ」「うん!わかった」不安げな私をよそに、楽しそうに会話を続ける2人。義父はレジの前に立つと「じゃ、ここは俺が・・・」と財布を出すふりをしますが、次の瞬間「あっ財布忘れた」と一言。わざとらしい言い方に、私の中の不信感はさらに強まります。

「いいよ、ここは僕が出すから、父さん家まで送って行こうか?」食事代を払ううえに、帰りの心配までするショウタ。親切にもほどがあります。すると義父は「いやいや迷惑はかけられないからな、タクシーで帰るわ」と財布もないのに言いました。

すると、ショウタは「わかった、じゃこれタクシー代」とお金を渡します。義父は嬉しそうに「話が分かるな~じゃ、遠慮なく!」と堂々とお金を受け取りました。これ、絶対タクシー代じゃなくてお小遣いにするパターンじゃん・・・私はモヤモヤするも、2人を眺めることしかできませんでした。
父親が結婚式に参列してくれるのが嬉しかったのか、浮かれるショウタさん。普段ならこんな強引に意見を押し通すことなんてないのに・・・周りが見えていないショウタさんに、マミさんは不安になります。その後も、財布を忘れたり、お金がないのにタクシーで帰ると言ったり、お金をせびりたいだけなじゃ・・・とマミさんの不信感は募るばかり。一方でショウタさんは義父を疑うことなく、食事代もタクシー代も渡してしまいます。「話が分かるな~じゃ、遠慮なく!」と嬉しそうにお金を受け取る義父を見て、これ絶対お小遣いにするパターンじゃん・・・とモヤモヤしながら2人を見つめました。
息子からお金をもらう義父も大概ですが、せびられていることに気付かないショウタさんにも呆れてしまいますね。
※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。
![好き放題食べて「あっ財布忘れた」わざとらしい言い方に不信感が募る。義父がしんどい[6]|ママ広場マンガ](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/27/2025/11/1763163369667_758m8dwxhzx.jpg?maxwidth=620)
