【愛知県名古屋市】横山美術館で「超絶技巧の七宝展」開催中!高度な技術を用いた七宝を約250点紹介

尾張の名工と東西の七宝

尾張の名工と東西の七宝にも注目だ。帝室技芸員に任命された「東のナミカワ」・濤川惣助と「西のナミカワ」・並河靖之。同展では、その技術のルーツとなった尾張七宝を中心に、並河靖之を始めとする西の京七宝、東の横浜七宝などを紹介する。


尾張の七宝として、林小傳治「七宝桜雀図花瓶(一対)」明治時代中期~後期や、


「七宝梅鳩図大花瓶」明治時代中期~後期、


太田吉三郎か「七宝枝垂桜図花瓶(一対)」明治時代後期~大正時代、


粂野締太郎「七宝梅鳳凰図花瓶」明治時代後期~昭和時代前期などが登場。


西(京七宝)として、並河靖之「七宝草花雀図花瓶」明治時代中期~大正12年や、


六代 錦光山宗兵衛「陶胎七宝花蝶図花瓶(一対)」明治時代前期~中期、


錦雲軒稲葉「七宝波千鳥図花瓶」明治時代後期~昭和時代が登場。


東(横浜七宝)として、河野由太郎「七宝僧侶図花瓶」明治時代後期~大正時代が登場する。

関連イベントも開催

また、関連イベントとして、11月2日(日)13:30~15:00に、講演会「現代に生きる 尾張七宝の伝統技法」が行われる。参加費は入館料のみ、定員は40名で事前申込が必要だ。

さらに、ギャラリートークも開催。学芸員による展示(企画展・常設展)解説が行われる。今後の日程は、10月4日(土)・18日(土)、11月1日(土)・15日(土)、12月6日(土)・20日(土)。参加費は入館料のみ、事前申込は不要だ。


そのほか、「企画展パンフレット」300円(税込)や「七宝デザイン クリアファイル」100円(税込)の販売もある。


なお、横山美術館の入館料は、一般1,000円、高・大学生・シニア65歳以上800円、中学生600円、小学生以下無料、障害者手帳所持者は700円となっている。団体料金の設定もある。

横山美術館で開催中の「超絶技巧の七宝展」を訪れ、七宝の世界を堪能してみては。

■超絶技巧の七宝展
会期:9月19日(金)~12月21日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
場所:横山美術館
住所:愛知県名古屋市東区葵1-1-21
休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合開館、翌平日休館)
横山美術館HP:https://www.yokoyama-art-museum.or.jp

(ソルトピーチ)

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