懐かしい! けど...
他にも、平成すぎる懐かしいものが、いっぱい。
世代的にもドンピシャの記者は、気づけば本当に中学時代に戻ったかのような気持ちで、もっと言うとこの七橋中学の卒業生のような気持ちで、職員室を見て回っていた。


職員室内には学級新聞「七橋新聞」も貼ってあった。
この学校にどんな生徒たちが通っていて、どんな日々を過ごしていたのか。当時の雰囲気を知るには、うってつけの情報源だ。読んでみよう。


宇宙人が来たり、UFOが出現したり、穏やかじゃない。

粗大ごみまで、大量に飛散してしまったらしい。
どういう学校......?
ほかにも、先生たちのテーブルを物色していると、こんなものを発見した。

「私たちは七橋中学校の存続を求めます」
どうやら、生徒会が署名を集めているようだ。同じものが、いろんな先生たちの机や引き出しにあった。

そして気になったのは、職員室内の至るところにある写真。なんかちょっと、不気味だ......。
気づき始めると、いろいろ不穏なものが見えてくる。たとえば、生活日誌にも......。

どうやらここは、〝懐かしくてエモい展示〟というだけでは無いようだ。
生徒たちが通い、先生たちが働き、そして15年前に閉校した、七橋中学校の「あの職員室」なのだ。

入場時にもらった冊子には、七橋中が閉校となるまでの最後の1年間は「不思議な雰囲気のある1年」だったと書いてあった。
この七橋中学校で、何があったのだろう――?
その答えは、職員室に眠っているのかもしれない。

職員室に残された当時のアイテムから真相を探るのもよし、ノスタルジックな空間でただただ〝あの頃〟を懐かしむのもよし。そこでどう過ごすかは、あなた次第。
「あの職員室」に入るためのチケットは、公式ウェブサイトから購入可能だ。
