猫の『まばたき』から読み取れる4つの心理 愛猫が飼い主に伝えたいサインとは?

猫の『まばたき』から読み取れる4つの心理 愛猫が飼い主に伝えたいサインとは?

3.聞こえてるよ(返事)

目を細めている猫のアップ

飼い主さんが愛猫の名前を呼んだときや話しかけたときに、一瞬こちらを見てまばたきをすることがあります。これは「はーい、聞こえてるよ」という猫なりの返事です。

猫同士では「ニャー」と鳴いて会話をすることはありません。その代わり、耳や尻尾の動き、まばたきなどでコミュニケーションを取っています。

あなたが猫に呼びかけたときに、猫は鳴いて応えてくれないこともあるでしょう。でも、そんなときこそ、猫の行動を良く観察してみてください。もしかしたら、猫がまばたきで返事をしてくれているのを見落としてしまっているだけかもしれませんよ。

ただし、まばたきではなく目を大きく見開いたままじっと見つめてくる場合、少し警戒している可能性があります。ゆっくりとまばたきをして「大丈夫だよ」「安心してね」と伝えてあげると良いでしょう。

4.仲良くしたい(敵意はない)

女性と見つめ合う猫

猫同士が初めて出会うとき、どちらかがゆっくりとまばたきをして相手に敵意がないことを示すことがあります。これは「仲良くしたい」「争うつもりはない」という友好的なサインです。

人間に対しても同様で、お迎えしたばかりの猫が緊張した様子でゆっくりまばたきをしてくることがあります。保護猫や臆病な猫が初めて飼い主さんに見せるまばたきは、猫から飼い主さんへの信頼関係の第一歩と言えます。

猫があなたを見つめながら、ゆっくりとまばたきをしてきたら、同じようにまばたきを返してあげてください。距離を縮めるきっかけになるでしょう。

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