4.タンパク質中心の食生活によるもの
早稲田大学理工学部の研究により、『タンパク質やアミノ酸が体内時計を同調させる』ことが明らかになりました。
猫は純粋な肉食動物なので、まさにその食生活はタンパク質が中心です。つまり、元々猫に備わった能力を支え、維持させてきたのは"猫の食性"だったというわけです。
5.観察力・学習能力・ルーティン化
これまでお話してきた内容だけでは、『完全室内の猫はどうなの?』という疑問が残るかもしれませんね。家でまったり過ごす猫の体内時計はなぜ狂わないのでしょうか。
その秘訣は、優れた観察力と学習能力、ルーティン化した生活にあります。愛猫の1日を振り返ってみてください。
飼い主さんの生活リズムとリンクする部分はありませんか?そう、現代っ子の猫の"太陽"は飼い主さんの行動なのです。
飼い主さんの睡眠状態や行動を観察しては覚え、自身の食事や排泄、お昼寝時間などをルーティン化させているからこそ正確なリズムができるのです。
もちろん家の中からも本物の太陽を観察することはできます。遺伝子レベルの能力や野生の勘、室内猫ならではの判断材料を総合的に合わせた結果、令和の猫においても体内時計は健在というわけです。
ちなみに飼い主さんが不規則な生活を送ったり、不必要に構いすぎると猫が不安定になるのは、この体内時計(ルーティン)が乱れてしまうからです。愛猫が心穏やかに過ごせるように、猫のリズムは壊さないように配慮してあげてください。

