『隠れてしまった猫』にやってはいけないNG行為4つ 身を隠す理由や配慮すべきことも解説

『隠れてしまった猫』にやってはいけないNG行為4つ 身を隠す理由や配慮すべきことも解説

猫が身を隠す理由とは?

ダンボールに入っている猫

野生時代、猫は狩りを行う捕食者であり、外敵から狙われる被食者でもあったことから、体調が悪い時や危険を感じた時に隠れる習性が残っています。

人間と共に暮らす猫の場合は、強いストレスを感じた時や、来客・騒音・環境の変化があって安全を確保しようとしている時に身を隠すのです。特に、人間に慣れていない子猫や新入り猫は、知らない匂いや人の存在に敏感になっていて「安心できる場所」を探します。

猫が隠れるのは飼い主を避けているわけではなく、本能的に自分の身を守ろうとして取る自然な行動なので、過度に心配する必要はありませんが、体調不良の可能性もありますので注意深く見守るようにしましょう。

隠れている猫への『NG行為』4つ

ケースから手を出す猫

1.無理やり引っ張り出す

隠れている猫を強引に引っ張り出す行為は、猫に強い恐怖やストレスを与えてしまいます。驚いたり怯えているときに無理に手を出すと、引っかかれたり噛まれたりする危険もあるのでやめましょう。

猫は「隠れ場所が安全」と認識しているため、安心できる場所から無理に引きずり出す行為は信頼を大きく損なう原因になります。猫が身を隠した場合は、落ち着くまでそっとしておきましょう。

2.隠れ場所をふさぐ

「隠れてばかりだと困る」と言って、猫がよく隠れる場所(家具の隙間や押し入れなど)を塞ぐのもNG行為のひとつです。

猫からすれば逃げ場を奪われるようなもので、ストレスが増して攻撃的になったり、別の予期せぬ場所に潜んで出てこなくなることもあります。隠れる場所によっては思わぬ事故につながる可能性もあるため、安全に隠れられるスペースはいつでも入れるようにしておきましょう。

3.大声で呼び続ける・叱る

身を隠してしまった猫に向けて「出てきなさい!」と大きな声を出しても、余計に怖がらせてしまい信頼を損ねるだけです。

猫は音や飼い主の声のトーンに敏感で、怒った声を「威嚇」と受け取ってしまいます。猫が叱られたと誤解すれば、心の距離が生まれてしまう可能性は十分にあります。もし猫に出てきてほしいと思う時は、名前を優しい声で呼びながら「出てきても大丈夫」と思える環境を作るのが信頼を損ねない方法です。

4.隠れている場所を覗き込みすぎる

猫が隠れてしまうと、どうしても気になってしまうものですが、「どこにいるのかな?」と何度ものぞき込むのは猫にとってプレッシャーになってしまいます。

猫は人間の視線を感じると「監視されている」と思い、余計に身を固くして出てこなくなります。どうしても位置を確認したい場合は、さりげなく遠くから観察する程度にとどめ、猫のペースを尊重しましょう。

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