息子が生後3週間のころのことです。息子を膝の上で抱っこしてくれている夫を微笑ましく思っていた私。けれども後に後悔することになったのです――。
息子を膝の上で抱っこしている夫
ある日、私がお風呂からあがると夫がソファに座り、膝の上で息子を抱っこしていました。元々夫はあまり息子を抱っこしなかったので、めずらしいなあと思いつつ、かわいがってくれていることを微笑ましく思っていました。
そして、その間に自分の髪を乾かしたりしていた私。すると、「ゴンッ」という音と泣き声が聞こえてくるではありませんか!
衝撃の光景に後悔の嵐…!
急いで見に行くと、床に転がっている息子と、いびきをかいている夫がいました。私は大慌てで息子を全身くまなく確認することに。見た目に異常はないもののやはり心配で、小児救急相談(#8000)にも相談しました。その結果、とりあえず様子見となり、その後も何事もなかったのですが、とても怖かったのを覚えています。
夫であっても信用しすぎは禁物なのだと痛感した私。大事には至らなかったにせよ、普段息子のお世話をしない夫を信じてまかせっきりにしたことをひどく後悔しました。夫は反省していたので、これを機に少しずつ夫にもお世話の仕方だけでなく、子どもの安全対策など、気をつけて欲しいことを伝えていこうと思います。
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子どもの症状などを見て、病院に行くべきか、ご家庭でどんな対処をしたらよいか、判断に迷ったり不安になったりすることがありますよね。「小児救急相談」は、休日や夜間の子どもの症状にどのように対処したらよいか、病院を受診するべきかなどを、医師や看護師に電話で相談できる厚生労働省管轄の子ども医療電話相談事業というサービスです。全国統一の短縮番号「#8000」をプッシュすると、住んでいる地域の相談窓口に自動転送されます。
判断に迷ったときは、「小児救急相談(#8000)」を利用しましょう。医師や看護師から、子どもの症状に応じた適切な対処の仕方のアドバイスが受けられると安心ですよね。
著者:米野冬子/30代女性/生後7カ月の男の子をワンオペで育てる新米ママ。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者:助産師 関根直子筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。

