「働き方改革」と聞くと、柔軟な働き方が認められ、時間に制約がある人も安心して働けるイメージがあります。筆者もそのイメージがありましたが、ある若手社員の本音を聞いて、考えさせられたエピソードをご紹介します。
働き方改革
私が人事部で働いていたときの出来事です。
当時、時短勤務やテレワークの制度策定など、労働環境の見直しのために残業規制を役職者に相談したりしていました。いわゆる「働き方改革」の一環でした。
時短勤務のママさんからは「柔軟な働き方が認められて、働きやすくなって嬉しい!」という声が届いていたので、私も嬉しい気持ちでいました。
若手社員の本音
しかし、20代の若手男性社員と話しているときのこと。
彼は最近の“多様性を認める働き方”に理解を示す一方で、
「だったら、たくさん働きたい人の気持ちも認めて欲しい」と寂しそうな表情で私に伝えてくれました。
なんでも、彼の部署では残業NGの指示が出て、終業時間になるとすぐさま退社しないといけないらしく、それが窮屈であるとのことでした。
若手のうちにたくさん経験できることが嬉しかったのに、時間を制限されてモチベーションが下がっているようでした。

