お腹の子の父は自分ではない…旅先での破水&出産に岸谷五朗“航平”が涙<恋人よ>

お腹の子の父は自分ではない…旅先での破水&出産に岸谷五朗“航平”が涙<恋人よ>

「恋人よ」
「恋人よ」 / (C)フジテレビ

30年前に放送されたドラマ「恋人よ」(1995年、フジテレビ系)が、FOD・TVerで第1話ほか随時最新話を配信中。隣りに住む既婚者同士の男女が、結婚相手と今密かに抱く恋心の間で揺れるラブストーリー。主なキャストは鈴木保奈美、岸谷五朗、鈴木京香、佐藤浩市で、夫婦の物語として重要な転機となる出産シーンが描かれる第5&6話を紹介しよう。 (以下、ネタバレが含まれます)

■遼太郎が妻・愛永と隣人・航平の仲を疑う

本作は、結婚式の1時間前に出会った愛永(鈴木保奈美)と航平(岸谷)が、それぞれの伴侶である遼太郎(佐藤)と粧子(鈴木京香)との結婚生活を続けながら、密かに思う本当の気持ちを交わし合う物語。

第5話。遼太郎(佐藤)は愛永(鈴木保奈美)の行動が気になって仕方がない。会社の仕事をサボり、愛永の仕事場まで行って尾行するが、航平(岸谷)との仲をうかがわせるものは見つからない。短大の体育館で航平は、跳び箱を飛べない美緒(水野美紀)の特訓中、達彦(長瀬智也)の訪問を受ける。年上の女性を愛し始めたというのだ。航平は明日の夜、年上の女性の粧子(鈴木京香)や愛永も参加する駅前のスナック・“海岸列車”に来るように伝える。

■「抱き合いもせず幸せに」愛永が恋愛哲学を語る

翌日の夜、“海岸列車”には、遼太郎、航平夫妻に季里子(櫻井淳子)、達彦、美緒が顔を揃える。それぞれに、遼太郎、航平、愛永を愛する奇妙な顔ぶれだが、その席上で愛永は自分の失恋体験に触れ、「抱き合いもせずに相手の幸せを第一に考える」という自分の恋愛哲学を披露し、みんなに深い感慨を与えていた。

■救急車が来られない保養所で粧子が出産に挑む…

続く第6話。妊娠中の粧子は、医者から旅行を止められるが、遼太郎との思い出の地である保養所に行きたい思いがあり、いざとなれば看護師経験のある愛永に取り上げてもらって子どもを産むつもりだと冗談めかして言った。翌朝、遼太郎のワゴン車に荷物を積み込み、高原の保養所に到着した4人を待ち構えていたのは、土砂崩れで町へ降りる道路が通行止めとなった知らせ。みんなは粧子の出産問題を心配する。

夕食が進み、愛永のカクテルが披露されたところで、粧子が結婚前の恋人との関係を話し始める。そのうち粧子が洗面室で破水してしまう。救急車は来られない。「ここで産みたい」という粧子の願いに応え、愛永が男性たちに指示して準備を始める。

第6話での粧子の出産シーンは壮絶だ。病院に行けない中で産気づく粧子をしっかり支える愛永と、手を握りなんとか落ち着かせようとする夫の航平、何をしていいか分からずお湯を沸かしたり雑用をこなす遼太郎。チームワークの甲斐があり、朝方、粧子は女の赤ん坊を産んだ。航平と遼太郎は感激したが、この時点では誰の子どもかわからないという、厳しい現実が降りかかる。航平は本当の父親ではないかもしれない運命を受け止め、赤ん坊に朝日を見せて涙を流したのだった。子が誕生して、もう戻ることができなくなった4人の複雑な関係はここから精神的にも過酷な展開となっていく。

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