離婚か再構築か?妻が提示した条件
リビングには重い空気が流れていた。正行は誠司さんの前で、再び号泣しながら、自分がしたことの愚かさを謝罪した。
「お父さん…俺は…佳奈子とマオを、裏切ってしまいました…」
「正行!お前…なんて馬鹿なことをしたんだ!佳奈子さんがどれだけお前のことを思ってくれているか…わからなかったのか!マオだって、もし、大きくなってそんな父親の姿を知ったら、どう思うか…」
誠司さんは、私の気持ちを代弁してくれ、正行にきびしい態度を見せてくれた…。その姿に、私は胸を打たれた。義父もまた、この家族を大切に思ってくれているのだと、改めて実感した。
話し合いの末、私は正行に条件を提示した。
「もし、次に同じことをしたら、絶対に許さない。その時は離婚します。そして、きちんと慰謝料を支払ってもらいます」
正行は、深くうなずき、その場で誓約書を書くことに同意した。そこに、義父も証人として署名をしてくれた。
「正行、もう二度と佳奈子さんやマオを悲しませるな。もし、また同じことをしたら、私が許さないからな」
誠司さんの言葉に、正行はただただ頭を下げるばかりだった。
こうして、私たちは「再構築」の道を選んだ。
夫は心から反省したようです。誓約書を書き、再構築の道を選びました。
本作では、ある日突然、夫のうらぎり行為が発覚し、混乱しながらも自分で納得のできる結論にたどりつくまで葛藤した、妻の様子が描かれています。
また、佳奈子は本当の意味で自立するために、仕事を再開。母として、女性として、強くなろうとする姿に、勇気をもらえる作品です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

