整理収納アドバイザーの仕事をしていると、片づけで困っている方の収納を見ることが多いのですが、
「カテゴリー別の収納はしているけれど、使いやすい良い場所にあまり使わないものが混在していることが多い」と感じることがあります。
整理のプロのきいろが、もっとものを使いやすくするためにおすすめしたい収納の工夫を提案します。
同じアイテムでも使用頻度を意識
例えば鍋というカテゴリーで分けていても、よく使う鍋もたまにしか使わない鍋、もしくは手放すか悩んでいる鍋も同じところに収納している方を見かけます。収納スペースが少ない場合、重ねて収納するようになり、よく使う鍋が取り出しにくくなっていることも。
よく使う鍋は取り出しやすい場所に収納して、そうでない鍋は別の場所にすると空間に余白ができて、よく使う鍋がより使いやすくなりますよ。
お客様用と自宅用分けて収納しても
自宅用とお客様用の食器を分けて使用されている方におすすめなのが、お客様が来る頻度を考えてみるということ。お客様が頻繁に来るお宅では取り出しやすい場所に収納する必要がありますが、お客様が時々しか来なかったり、滅多に来ない場合は、自宅用の食器は取り出しやすい場所に収納し、お客様用の食器は少し取り出しにくいところでも大丈夫です。
我が家の場合、お客様はそんなに滅多に来ないので、家族がいつも使用するコップは取り出しやすい場所に収納していますが、お客様が来た時の予備のカップは別の場所に収納しています。
そうすることで普段使いのカップが取り出しやすくなっていますよ。

