従来型のギフト市場が縮小、日常使いの“プチギフト領域”に注目
好みのコーヒーと花を選び、選んだコーヒーと同じデザインのフラワーベースにペーパーフラワーを挿して渡される(写真はイメージ)
背景には、コーヒーギフト市場の構造変化がある。従来型の中元・歳暮などを中心とした高価格帯ギフトは縮小傾向にあるものの、土岐氏は「1000円以下の“ちょっとしたギフト”領域にはまだ可能性がある」と見る。
「CAFE@HOME」の主力は6個入りギフトボックスだが、原料相場の上昇などを踏まえると“気軽なギフト”としてはやや手が届きにくい価格帯になりつつある。そこで今回は、1本から“気持ちを添えて贈れる”ギフト体験を前面に押し出した。
体験から新規ユーザー開拓へ──ブランドとの最初の接点に
また、100円のプチギフト購入者には、体験後にCOFFEE STYLE UCCやカフェメルカードで利用できる割引クーポンが渡される。日常の購買へつなげる考えだ。
土岐氏は、「イベントで初めてブランドを知る方も多いため、“体験して終わり”ではなく、実際の店舗やオンラインで商品に触れていただく機会につながればと考えています」。
イベントは11月15~16日に代官山T-SITE、22~24日にWITH HARAJUKUで開催
代官山T-SITEは感度の高い来街者が多いエリアであり、WITH HARAJUKUは若年層から30〜40代まで幅広い層が訪れる商業施設という。「CAFE@HOME」が主なターゲットとする20〜40代女性とも重なり、ターゲット・実購買層双方への接点をつくりやすい立地となる。
開催時期も、クリスマスからバレンタイン、卒業・異動シーズンへ続く“ギフトが増える時期”に合わせた。
「お花屋さんに寄るような気持ちで、自分の気分に合うコーヒーを選んでほしい。そこから、誰かの顔を思い浮かべてもらえるブランドになれたらうれしいです」(土岐氏)
コーヒーと花言葉を組み合わせた“気分で選ぶギフト”を通じ、UCCは新しいコーヒーギフトの価値を提案する考えだ。

