『腰部脊柱管狭窄症』の手術後の“後遺症”は改善できる?【医師に聞く】

『腰部脊柱管狭窄症』の手術後の“後遺症”は改善できる?【医師に聞く】

後遺症の改善方法

後遺症の改善方法

編集部

手術後の後遺症は改善できるのですか?

黄金先生

完全に消すことは難しい場合もありますが、多くの後遺症はリハビリや薬物治療によって軽減できます。神経は回復に時間がかかるため、粘り強く取り組むことが大切です。早期から適切なリハビリを始めることで、残存するしびれや筋力低下の改善につながります。

編集部

リハビリにはどんな内容が含まれるのですか?

黄金先生

主にストレッチ、筋力強化、歩行訓練などがおこなわれます。特に体幹や下肢の筋肉を鍛えることで、脊柱への負担を軽減し、神経症状の回復を助けます。また、姿勢や動作の指導を受けることで再発予防にもつながります。無理に動くのではなく、専門家のもとで計画的におこなうことが重要です。

編集部

薬で後遺症を改善することは可能ですか?

黄金先生

しびれや神経痛が残る場合、神経の修復を助けるビタミン剤や神経障害性疼痛に効く薬が使われることがあります。完全に症状を消すことは難しくても、痛みやしびれを和らげることで生活の質を高めることができます。薬だけに頼らず、リハビリと併用するのが効果的です。

編集部

日常生活で注意することはありますか?

黄金先生

術後は腰への負担を避けることが最も大切です。重い物を持たない、長時間同じ姿勢を続けない、正しい姿勢を意識するなどが基本です。また、ウォーキングなど無理のない有酸素運動を継続することで、筋力と持久力を回復させ、後遺症の改善にもつながります。

編集部

最後に、メディカルドック読者へのメッセージがあれば。

黄金先生

腰部脊柱管狭窄症の手術後の後遺症はリハビリ、薬物療法、注射などで症状の緩和を目指すのが基本ですが、新たな治療の選択肢として再生医療もあります。再生医療は、失われた組織や機能を体の細胞の力で修復・再生する医療技術です。もし興味がありましたら、再生医療を提供している専門施設で相談し、最新の情報を確認してみてください。

編集部まとめ

腰部脊柱管狭窄症の手術のあとに、後遺症としてしびれなどを残さないためには、ベストな時期を見極めて手術に踏み切ることが大切です。信頼できる医師と手術のタイミングを相談しながら、適切に治療を進めていきましょう。

配信元: Medical DOC

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