「マイコプラズマ肺炎の検査」はどんなことをするの?種類や診断基準も解説!

「マイコプラズマ肺炎の検査」はどんなことをするの?種類や診断基準も解説!

マイコプラズマ肺炎の治療法

マイコプラズマ肺炎の治療法

マイコプラズマ肺炎の標準的な治療法を教えてください

治療の中心は抗菌薬と対症療法です。マイコプラズマは通常のペニシリン系抗菌薬が効かないため、マクロライド系(クラリスロマイシン、アジスロマイシンなど)が第一選択薬です。最近はマクロライドへの耐性菌も考えなければならない場合もあり、耐性菌が疑われる場合には、テトラサイクリン系(ミノサイクリン)やニューキノロン系(レボフロキサシン)に切り替えることもあります。テトラサイクリンは歯牙黄染などの副作用があるため8歳未満、また妊婦さんにも使用できません。ニューキノロンは原則小児への使用は避けます。
また一方で、肺炎までいたっていない軽症例では抗菌薬を使わずに自然治癒することもあります。

マイコプラズマ肺炎の咳や頭痛は病院で治療を受けることで早く治りますか?

マイコプラズマ肺炎は、病院で適切な治療を受けることで回復を早めることができます。ただし、症状のなかでも咳はすぐには消えにくいという特徴があります。
まず、原因であるマイコプラズマ菌に対しては、マクロライド系などの抗菌薬を使うことで菌の増殖を抑え、病気の進行を止めることができます。これにより発熱や全身のだるさ、頭痛などは数日以内に改善することが多いです。

一方で、咳は気道に残った炎症や過敏性によって長引くことが多く、抗菌薬を服用しても数週間続く場合があります。特に夜間の咳はつらく、眠れない原因になるため、必要に応じて鎮咳薬や去痰薬を使って症状を和らげます。

また、発熱や頭痛に対してはアセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬を使い、安静と水分補給を行うことで回復がスムーズになります。まれに炎症が強すぎて免疫反応が暴走している場合(高サイトカイン状態)には、ステロイドを使用することもあります。

編集部まとめ

編集部まとめ

マイコプラズマ肺炎は、風邪と似た症状で始まるため見過ごされやすい病気です。しかし、発熱や咳が長引く場合には抗菌薬などを使うことで症状がやわらぐことが多いです。検査方法には迅速検査やPCR、血液検査などがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。陰性でも否定できないため、症状や流行状況を踏まえて医師が総合的に判断します。
治療は抗菌薬が中心ですが、軽症例では自然治癒もありえます。ただし重症化や合併症のリスクを考えれば、医師の指導のもとで適切な薬を使用した方がよいです。症状をやわらげるための対症療法も重要で、咳や発熱への対応が回復を助けます。

参考文献

『抗微生物薬適正使用の手引き 第三版』(厚生労働省)

『肺炎マイコプラズマ感染症の診断におけるリボソームタンパクL7/L12抗原検出試薬の検討』(感染症誌)

『Evaluation of 12 commercial tests and the complement fixation test for Mycoplasmapneumoniae-specific immunoglobulin G(IgG)and IgM antibodies,with PCR used as the “gold standard”』(J ClinMicrobio)

配信元: Medical DOC

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