
さまざまな生活習慣病がある中、生死に関わる怖い病気の一つとして「脳梗塞」の不安を抱えている人も多いのでは? 脳梗塞になって救急車で運ばれたというニュースを聞くこともありますが、いったいどのように対策すればよいのでしょうか。
脳梗塞ってどういう病気?
脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり細くなったりすることで血流が途絶え、脳の神経細胞が壊死してしまう疾患です。日本生活習慣予防協会の統計によれば、脳血管疾患で治療を受けている総患者数は174万2千人で、うち脳梗塞は119万9千人といわれています。
また、厚生労働省の統計によれば、2023年の脳血管疾患による年間死亡者数は10万4,518人に上り、死因順位では第4位という状況です。
家族が脳梗塞に……自分もならないか不安!
ネット上の掲示板などでは、脳梗塞の体験談がいくつか見られます。「家族が脳梗塞になって後遺症が残った」「家族が脳梗塞を経験したことで『脳梗塞は発症からが時間勝負』『すぐに点滴をすれば後遺症が残りにくい』などの教訓を得た」という人もいました。実際のところは、ネットなどの情報をうのみにせず医療機関に問い合わせるなどして対応するのがよさそうです。
