
血糖値を気にしていても食べていいラーメンって?
【実際の画像】「えっ…意外かも……!」 これが血糖値を気にしていても《実は食べてOK》ラーメンです!(画像32枚)
糖尿病の人や、いわゆる“糖尿病予備軍”の人の中には、「大好物のラーメンを泣く泣く我慢している」という人も少なからずいるのではないでしょうか。確かに、日頃から血糖値を気にしている人にとっては「ラーメン=大敵」のイメージが強くあるかと思いますが、自身も30年の1型糖尿病歴がある、eatLIFEクリニック(横浜市旭区)院長で内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんによれば「糖尿病の人が食べてもいいラーメンもある」のだそうです。どんなラーメンなら「実はOK」なのか、市原さんに教えていただきました。
実は“糖質が多すぎる”わけではない
「そもそも、ラーメンを食べたら本当に血糖値が上がってしまうの?」。日頃から血糖値を気にしている人も、そうでない人も、こんな疑問を抱いたことがあるかもしれません。
ラーメン1杯に含まれる糖質量は70~100グラムです。1食あたりの糖質量として見ると、実はラーメン自体が“糖質が多すぎる”というわけではありません。しかし、ラーメンは“早食い”ができてしまう料理です。早食いをすると、食後の血糖値の上昇が大きくなってしまいます。
また、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれる野菜などの繊維質が少ないのは問題です。豚骨ラーメンやチャーシュー麺といった脂質の量が多いラーメンの場合、脂質がインスリンの効き目を邪魔するため、食後の血糖値はより上昇し、高血糖の持続時間も長くなります。
とはいっても、糖尿病の人や、いわゆる“糖尿病予備軍”の人、健康診断で「血糖値が高い」と指摘された人の中には「ラーメンが大好物」「ラーメンを食べられないのはつらい」という人もいることでしょう。実は、こうした人たちも「食べてOK」のラーメンがいくつか存在します。
先述した通り、脂質量が多いと、それだけで血糖値が上がってしまいます。そのため、ラーメンを食べたいときは、できれば「しょうゆラーメン」や「みそラーメン」、「塩ラーメン」といった油の少ないものを選びましょう。さらに、ゆっくりとよくかんで食べてください。早食いをしないよう意識して食べることも大切です。
ちなみに、カップラーメンの糖質は50グラム程度なので、普通のラーメンよりは食後の血糖値への影響が少ないです。
逆に、血糖値を気にする人が「食べるのを控えてほしい」ラーメンも、もちろんあります。
脂質の量が多いラーメンとして、先述した「豚骨ラーメン」や「チャーシュー麺」が挙げられます。チャーシューが多いと脂も多くなるので、注意しましょう。また、「ワンタン麺」は糖質量がグッと上がるため、避けた方がよいです。
ちなみに、「ラーメン+チャーハン」のようにご飯ものを一緒に食べたい人も多いと思いますが、炭水化物の重ね食べは厳禁です。チャーハンは我慢して、ラーメンだけで味わうようにしましょうね。
