美穂は2歳の娘を持つ育休中ママ。現在2人目も妊娠中で、家族が増える大事な時期。しかし、職場の売上不振の影響により、夫・まなぶの収入がダウンします。
育休中、夫のボーナスがカットに
「え、ボーナスなし?」
「ああ…本当にすまない」
覚悟はしていたが、夫のまなぶから現実を突きつけられて愕然とする。今年、まなぶの会社からの夏季ボーナスが全額カットされた。怪しかった経営状況が、どうやら本格的に社員に影響し始めたようだ。
私の名前は美穂、30歳。2歳の娘を自宅でみながら、現在2人目を妊娠中の主婦だ。育休を取らせてもらっている会社に戻る席があるものの、収入が少ない今、夫の手取りが芳しくない状況は非常に危機だと言えた。昨今の物価高も痛い。
まなぶは深くため息をつく。
「しばらくは夜のバイトを探して、マイナス分をカバーするよ。子育て大変なのに、ごめんな」
「大丈夫よ。まなぶこそ無理しないで」
「ありがとう。会社もボーナス出さないとか、勘弁してほしいよな。俺、転職しようかな」
まなぶの発言にドキッとした。
「転職は不安定になるし、今はやめておこう?」
「そうだな、子どもたちも小さいし。とにかくバイト、探してみるよ」
そう言う彼の顔色は、疲れていた。まなぶに負担をかけている…と、胸がしめつけられる。
家計の足しにと、在宅でできる副業を探した
(私もちょっとは稼がないと)
夜、娘を寝かしつけた後にスマホをいじった。まなぶは今お風呂中。リビングには私1人だ。
育休中の身でも、副業ならできたはず。家計のちょっとした足しぐらいなら、家にいながら稼げないだろうかと考えた。「在宅」「副業」「主婦」などのキーワードで検索をかける。ずらりと画面に並んだのは、たくさんの会社の仕事紹介や、主婦におすすめの副業記事など。
(何でもあるのね。…へえ、ブログを書くだけでお金が入るの?それなら今の私にもできそう)
目に留まった文言に目を通す。『誰でも家で簡単に稼げます!』『ブログを毎日更新で収入アップ!』『多くの主婦たちの実績あり!』大学時代にネットで日記を書いていた私は興味を持った。主婦の実績ありというのも魅力的だ。
(挑戦してみよう。大金じゃなくても、ちょっとの収入にはなるかもしれないし)
そう考えた私は、善は急げと申し込みをする。

