猫が『やけど』をしたときの症状3選と対処法 起きやすいシチュエーションも解説

猫が『やけど』をしたときの症状3選と対処法 起きやすいシチュエーションも解説

猫が『やけど』したときの症状と対処法

やけどが危険な場面

電気ケトルや炊飯器、ホットカーペット、石油ストーブなど、これらはすべて猫が『やけど』を負うリスク要因になり得るものです。

とくに冬場は危険が増えます。いざという時に備え、やけどで起こり得る3つの症状と対処法を紹介します。あわせて、先ほどの要因がどう絡んでくるのかについても解説いたします。

1.皮膚が赤くなる

毛繕いをする猫

特定の部位をしきりに気にしたり、執拗に舐めているなら要チェック。皮膚の状態を確認しましょう。

皮膚が赤くなっている、焦げ臭いにおいがする、被毛の一部が焦げているといった様子があれば、軽度のやけど(Ⅰ度熱傷)の可能性があります。

猫の皮膚は人より薄く、些細な刺激でもやけどをしやすい傾向があります。ホットカーペットや電気毛布など比較的低温のものでも、低温やけどのリスクがあります。

使用する際は、猫の平熱(おおむね38~39℃台)を意識し、長時間、同じ部位に熱が当たり続けないようにしましょう。寝返りが難しい寝たきりの猫へ使用する場合は、タオルをひく、こまめに体位をかえてあげるなどの対策が必要です。

Ⅰ度熱傷は最も軽い段階ですが、悪化予防や感染症対策のため受診をしましょう。自宅では、むやみに対応しようとせず、すみやかに病院にいきましょう。

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