サプライズは成功したものの……
「話を聞いたら、あの尾行した日から私の態度が急におかしくなったらしくて、恭子は『もし涼太と香奈が不倫していたらどうしよう?』と疑心暗鬼になっていたそうなんです。私はいつも通りに振る舞っていたつもりなんですが、全く上手くできてなかったみたいで(笑)」真相がはっきりして安心した恭子さんは、ようやくパーティーを楽しみ、準備をしてくれた2人に感謝したそう。
「でも恭子に『ありがたいけど、2人とも演技力ゼロだし嘘が下手すぎて全くサプライズには向いていないから、もうこれで最後にしてね! 私は誕生日を覚えていてもらえるだけで嬉しいんだから』と、サプライズパーティー禁止令を出されてしまったんですよね」
「でもとにかく涼太さんが不倫をしているんじゃなくて、あちこち恭子のパーティーのためにリサーチして回っていただけで本当に良かったです」と微笑む香奈さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

