妻夫木聡“栗須”の涙に心が震える…佐藤浩市“耕造”とともに夢をかけた有馬記念の行方<ザ・ロイヤルファミリー>

妻夫木聡“栗須”の涙に心が震える…佐藤浩市“耕造”とともに夢をかけた有馬記念の行方<ザ・ロイヤルファミリー>

早朝の競馬場で朝日を見る栗須(妻夫木聡)
早朝の競馬場で朝日を見る栗須(妻夫木聡) / (C)TBSスパークル/TBS

妻夫木聡が主演を務める日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系/TVerにて配信)の第6話が11月16日に放送された。前回、熱いレースを繰り広げたロイヤルホープが引退試合として有馬記念に挑む。栗須(妻夫木)とともに、視聴者の涙も誘う展開となった。(以下、ネタバレを含みます)

■人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語

同ドラマは、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真の同名小説が原作。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが家族や仲間との絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる物語を描く。

妻夫木が演じるのは、大手税理士法人に勤める税理士から人材派遣会社・株式会社ロイヤルヒューマンに転職した栗須栄治。ほか、栗須の人生を大きく動かすロイヤルヒューマンの創業社長で競馬界では有名な馬主・山王耕造を佐藤浩市、栗須の元恋人で馬の生産牧場を営む野崎加奈子を松本若菜、耕造の隠し子・中条耕一を目黒蓮(Snow Man)が務める。

■ロイヤルホープの勝利を願う中、耕造は自身とホープの引退を決意

前回描かれた、2015年の日本ダービーで惜しくも2位だった耕造の馬、ロイヤルホープ。第6話オープニングのナレーションで、その年の菊花賞、そして念願の有馬記念も残念な結果に終わり、さらに2016年、2017年も勝利を手にすることはできなかったと明かされた。ただ、その一方で、「せめて1勝を」と競馬ファンの人気は高まっていった。

2017年のレース終わり。「来年もここに帰ってこないと」という栗須に、耕造は「早朝の競馬場って入ってみたことあるかい?」と話し出す。

一度だけ、冬の朝に中山競馬場に入らせてもらったという耕造。「霜で一面の芝が凍り付くようで、そこにスーッとオレンジ色の光が差し込んでくる。するとな、コース全体がじわーッと溶けるように光り出すんだよ。あの景色を見ると、人間が素直になったような気さえしてくる。誰かと大切な話をするときは、できればあそこに連れて行きたいくらいだ」。

それを心に留めた栗須は、それを実現すべく動くことになった。

■早朝の中山競馬場で耕造と耕一を会わせようとする栗須だったが…

ロイヤルホープも自身も2018年の有馬記念を最後に引退すると決めた耕造。実は、がんが見つかっていた。息子の優太郎(小泉孝太郎)に社長の座を譲り、競馬事業部は新しく会社を立ち上げて切り離し、新しい馬も持たない。そして栗須については、優太郎にロイヤルヒューマンに残すよう告げていた。しかし栗須は耕造とともに「有馬で勝つ」という夢のため、経理部への異動を断る。

「まさか、有馬に立つ前に倒れてしまうおつもりですか?そんなにご自分に自信がありませんか?馬主がそんなに弱気では、走る馬が気の毒でなりません。決めました。私は絶対に秘書を辞めません。私をクビにするというのなら、次の有馬が終わってからにしていただきたい。それが夢を語ったものの責任です!」。

耕造を鼓舞するかのようでもある栗須の強い思い。栗須はそのまま耕造の秘書として、耕造を支え、耕造が気にかけている耕一にも接触を続けた。

耕造からの援助を拒否し、耕造と会うことも受け入れてこなかった耕一。そんな中、栗須は、耕造の主治医から寛解は難しいだろうと言われていることを明かし、ホープと一緒に耕造も引退すると告げ、耕造と会ってくれるよう改めて願った。

栗須が2人に会う場所として用意したのが、有馬記念が行われる2日前の早朝の中山競馬場だ。

しかし、その直前に耕造が意識を失って病院に運ばれてしまう。栗須は競馬場で耕一を待つが、耕一も姿を現さなかった。

1人で場内に入った栗須は、耕造が語った風景をその目に焼き付け、自然と朝日に手を合わせていた。その祈りは、耕造、そしてホープのことだろうか。

■雨の有馬記念、栗須や耕造たちの「いけー」という叫びが重なる

2日後の有馬記念は雨の予報だった。ホープに騎乗する隆二郎(高杉真宙)は、耕造のため、耕造の娘・百合子(関水渚)と結婚するため、またホープのためにも気合が入る。加奈子やホープを育て上げた加奈子の父・剛文(木場勝己)、騎手になるべく競馬学校に通う加奈子の息子・翔平(市原匠悟)も駆け付けてレースを見守った。耕一は来賓席の券を受け取っていたが、一般の客席へ。入院中の耕造は、百合子が付き添い、テレビ前での観戦だ。

雨が降り出し、いよいよレースがスタートする。先頭に飛び出したホープは、そのままキープ。だが、耕一は「このままじゃ最後まで、もたない」とつぶやいた。追いつかれるが、それでも先頭集団のままのホープ。直線に入り、耕一、耕造、栗須、それぞれの場所から放つ「いけー!」という叫びが重なった。

写真判定の結果、残念ながら、ホープは2着だった。悔しくて涙がこぼれる栗須。ただ、ファン投票1位を獲得したホープには、観客からの大歓声とねぎらいの拍手が寄せられた。

1着ではなくとも、胸を打つレースを繰り広げたホープ。そして、その裏にあった耕造や栗須たちのドラマを見てきた視聴者からは「ボロ泣き」「序盤から泣きっぱなし」「今までで一番泣いた」「最終回でもおかしくないくらい熱い展開」「こんなに入り込んでしまうとは」といった感想が上がった。

視聴者からの投稿もあったとおり、最終回のような盛り上がりでもあったが、まだ第6話。ホープの引退レースを見終えた耕造が「負けたまま死ねるかよ」と言い、ホープの血統を残す決意をした様子が映し出された。そして耕一は栗須に会いたいと連絡をした。栗須や耕造たちの夢は続き、まだまだ熱いドラマは終わらない。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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