『朝ドラ』こと、NHKの連続テレビ小説では、俳優が劇中で歌を披露するシーンが物語の節目や感情の転機として描かれてきました。
これまでの『朝ドラ』の中で、視聴者の心を震わせた俳優の歌唱シーンを振り返ってみましょう。
記憶に新しい、ミセス・大森の歌唱シーン
2025年9月中旬現在放送中の連続テレビ小説『あんぱん』(NHK)では、ロックバンド『Mrs.GREEN APPLE』のボーカル、大森元貴さんが劇中で歌唱シーンを披露し、話題を呼んでいます。
大森さんが演じているのは、『手のひらを太陽に』や『見上げてごらん夜の星を』などの名曲を生み出した作曲家、いずみたくさんをモデルにした、いせたくやです。
@asadora_nhkのスクリーンショット
大森さんの表現力と歌声に、多くの感動の声が寄せられていました。
・歌がすっと心に染みて、朝から涙が止まらなかった!
・歌が物語に命を吹き込んでいるようで、胸が熱くなりました。
・演技と歌が一体となって、まるで舞台を観ているような感覚になりました。
『手のひらを太陽に』は、63年ぶりに『みんなのうた』(NHK)で新バージョンが公開され。ています。
改めて多くの人の心に響く楽曲として、再注目されそうですね。
高畑充希の美しい歌声
2013年放送の連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK)では、俳優の高畑充希さんが『焼氷有り〼の唄』を披露しました。
高畑さんが演じたのは、ヒロイン、め以子が嫁いだ西門家の六女、希子。
普段は感情を表に出さない希子が、め以子への恩返しのために大勢の前で歌う姿は、視聴者の涙を誘う名場面として語り継がれています。
実はミュージカル出身で、歌声にも定評のある高畑さん。
この楽曲は自身のアルバム『PLAY LIST』にも収録されており、確かな歌唱力が改めて注目されました。
高畑さんは歌やミュージカルに関する活動にも積極的で、最近ではミュージカル映画『Wicked』の日本語吹き替えを担当したことでも話題に。
演技も歌もこなす『表現者』としての高畑さんの魅力が、これからも広がっていきそうですね。

