『樹液のつらら』に寄ってきたのは… 北海道の1枚に「すごい瞬間」「妖精みたい」

『樹液のつらら』に寄ってきたのは… 北海道の1枚に「すごい瞬間」「妖精みたい」

「すごい一瞬が撮れた」

そんな一言とともに、Xに1枚の写真を投稿したのは、北海道十勝郡で風景や野生動物を撮影している、北のキャメラ(@kitano_camera)さんです。

写っていたのは、北海道に生息する野鳥のシマエナガ。

白い羽毛と小さく丸っこい体が特徴的で、『雪の妖精』なんて愛称でも呼ばれていますよね。

北のキャメラさんは、そんなシマエナガの冬場にしか見られない行動を撮影することに成功しました。こちらをご覧ください。

シマエナガの写真(@kitano_cameraさん撮影)

氷柱(つらら)を舐めている…!

小さなシマエナガが、氷柱の先にぶら下がっているようにも見えて、かわいらしさに思わず頬をゆるめた人もいるでしょう。

写真はX上で9万件以上もの『いいね』がつき、コメントも多数寄せられています。

・氷柱の雫から、シマエナガが生まれ落ちる瞬間である。

・かわいすぎて最高。まさに妖精ですね!

・撮影に苦労しただろうけど、そんな苦労も吹き飛ぶ素晴らしい瞬間ですね。

・『一瞬』を逃さない、ここまでの努力を思うとさらに感動です。

なかなか珍しい光景ですが、なぜシマエナガが氷柱を舐めているのか気になりますね。

氷柱とシマエナガの関係

grapeは北のキャメラさんを取材。写真に写るシマエナガの行動や撮影時のエピソードについてうかがいました。

――写真のシマエナガは、なぜ氷柱を舐めているのでしょうか。

この氷柱は、イタヤカエデという樹木の樹液からできた氷柱なんです。

イタヤカエデの樹液氷柱はシマエナガにとって貴重な栄養源なのでしょうね。冬場になると、よくこうしてついばむ姿を見られます。

冬の北海道は、気温が氷点下になる日も多いので、森の中で氷柱が見られます。その中には、小さな野鳥や小動物にとって栄養になる成分が含まれた、樹液の氷柱もあるのでしょう。

イタヤカエデの樹液は少し甘みがあるそうなので、シマエナガにとっては『天然のアイス』みたいなものかもしれません。

――撮影時のエピソードについて教えてください。

シマエナガがイタヤカエデの樹液氷柱をついばむ姿をとらえるために、その場に張り込んで待っていました。

しばらく待つと、狙い通りにシマエナガの群れが来たので、その瞬間を撮影したという形になります。

『氷柱とシマエナガ』という構図はいつか撮りたいと思っていたので、狙い通りに撮れたのは嬉しかったです。

『すごい一瞬』を撮影するために、寒い冬の森の中で待ち続けた北のキャメラさん。

カメラマンの努力や忍耐に応えるかのような『奇跡の1枚』は、多くの人に感動や驚きを届けてくれました。

※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。


[文・構成・取材/grape編集部]

出典 @kitano_camera
配信元: grape [グレイプ]

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