裁判官の質問終わりで突然傍聴席へ土下座する被告!

裁判官:さきほどから聞かれていますけど、交番に届けるために財布を持って行ったわけではないですよね?
被告:そのとき自分も2万4000円くらいもっていたので、「●●●●●」をやる気がなくて、ボロボロの財布だったので、入っていても数百円くらいだと思って、それで拾ってなんていうか帰るというか、それで拾って正直…でも拾った時点ではお金のことは考えていませんでした。本当にあのときはすみませんでした。
裁判官:お金は確認したのですか?
被告:はい、1000円札6枚と500円玉2枚…
裁判官:最後に1点だけ。あなたの前科は平成21年から始まっている。きっかけはパチスロですか?
被告:はい、以前は働いていたんで自分の給料の範囲内でやっていて、そのときはまだ。1万8000円ぐらいの服を買ったり。新聞配達やキャバクラで働いていて、自分の周りに迷惑をかけず、「●●●●●」を初めてから…
裁判官:はい。私の質問は以上になります。
被告:本当にすみませんでした。
(急に傍聴席へ土下座して)被害者のかたにご迷惑をおかけして申し訳ございません!
………
突然大きな声を上げ土下座した被告。しかし、弁護士も検察官も裁判官も動じた様子はなく、淡々と論告求刑へとうつった。
検察官は、被告の犯した罪は酌量の余地はなく再犯の可能性も高いとして拘禁刑2年を求刑。
弁護側は寛大な処分を求めた。
「自分の死をもって…」
「最後に言っておきたいことは?」の裁判官の問いかけに、被告は次のように述べた。
「被害者の方にたいへんなご迷惑をかけて申し訳ありません。今後絶対に絶対に絶対に悪いことはしません。今度悪いことをやったら自分の死をもってお詫びします」
判決は2週間後に言い渡される。

