横浜流星“蔦重”ぼうぜん…「極上のミステリー」の声が上がった展開のラストに姿を見せた人物に視聴者興奮<べらぼう>

横浜流星“蔦重”ぼうぜん…「極上のミステリー」の声が上がった展開のラストに姿を見せた人物に視聴者興奮<べらぼう>

驚きの蔦重(横浜流星)の目に映る人物とは?
驚きの蔦重(横浜流星)の目に映る人物とは? / (C) NHK

横浜流星が主演を務める大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第44回「空飛ぶ源内」が11月16日に放送された。悲しいことが相次いだ蔦重(横浜)の元にもたらされた驚くべき情報。ミステリーの様相を見せる展開で懐かしい顔ぶれも登場して引き付けられる中、ラストはさらなる驚きに包まれた。(以下、ネタバレを含みます)

■数々の浮世絵師らを世に送り出した“江戸のメディア王”の波乱の生涯を描く

森下佳子氏が脚本を務める本作は、18世紀半ば、町民文化が花開き大都市へと発展した江戸を舞台に、“江戸のメディア王”にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く痛快エンターテイメントドラマ。

蔦重はその人生の中で喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見い出し、また日本史上最大の謎の一つといわれる“東洲斎写楽”を世に送り出すことになる。

美人画が大評判となる喜多川歌麿役で染谷将太、蔦重の妻・てい役で橋本愛らが出演。語りを綾瀬はるかが務める。

■源内が生きている…

歌麿との決別、ていの死産。悲劇が相次いだ蔦重夫婦が気落ちする中、蔦屋に駿府生まれの重田貞一(井上芳雄)がやって来た。上方で浄瑠璃本を手掛けていたという貞一は、蔦屋で本を書きたいと願った。

本を読んで「よそに行かれた方がよろしいかと」と蔦重。この実力ならば、どこの本屋でも受け入れてくれるというのだ。どうしても蔦屋で書きたい貞一は、「袖の下」だとして背負ってきた大きな相良凧を差し出した。

「これを作ったのは、かの平賀源内」。それを聞いた蔦重の目が動いた。貞一は、「相良ってのは、前に田沼様が治めてたとこでして」と説明し、獄中死したとされる源内(安田顕)は密かに逃げ延び、意次(渡辺謙)ゆかりの地に潜んでいたのだという。その礼として考えたのが相良凧なのだと。

源内が生きているかもしれない。源内と親交があった杉田玄白(山中聡)を訪れた蔦重は、源内に蘭画を習った小田野直武が、源内の死の翌年に不審死した話を聞く。その夜、ていにそれを伝えると、「源内先生をかくまい、逃したから、などということは?」と、蔦重と同じように小田野の死を推測するてい。さらに小田野が秋田の出身だと聞くと、江戸から秋田に戻った喜三二(尾美としのり)に手紙で聞いてはどうかと提案した。

■源内の謎を追う蔦重、ていも気力を取り戻していく

蔦重のもとに喜三二から返事が届いた。それを読み上げる蔦重…だったが、なんと目の前には喜三二。隠居して暇を持て余していた喜三二は、手紙を自ら持って蔦重の元にやって来たのだ。演出として、手紙の主が内容を読み上げるという手法はあるが、今回は映し出された喜三二が実際に蔦重の目の前にいたという、面白く、楽しいサプライズに視聴者も沸いた。

そんな喜三二のほか、源内の生存を確かめるべく、蔦重は意次の側近だった三浦(原田泰造)や源内と縁のあった狂歌師の南畝(桐谷健太)を訪ね歩いた。

どんどん盛り上がっていく「源内生存説」。ついには、芝居小屋が集中し、その関係者が暮らす芝居町でかつての源内と似た着物を着た人物を蔦重が見かける展開へと続いた。

かつての恩人のことゆえ、蔦重がのめり込むのは分かるが、ていも気力を取り戻していったことにもホッとした。死産のあと食事をほとんどとれていなかったていは、蔦重の養母・ふじ(飯島直子)の気遣いで、甘いお菓子を口に運ぶことができた。その前後に浮上した源内にまつわる謎で、思考が刺激されていったのだ。蔦重も「源内先生ってのは、てえしたもんだ。おていさんをこんな元気にしちまうんだから」というほどに。

■寺に呼び出された蔦重を待っていた人物

そんな中、蔦屋の店先に文箱が置かれていた。入っていたのは、「一人遣傀儡石橋(ひとりづかいくぐつのしゃっきょう)」という題が記された草稿。その内容は、かつて源内が書いた、“七ツ星の龍”と“源内軒”が登場し、“死を呼ぶ手袋”をめぐる敵討ちの戯作のその後の物語だった。

振り返れば、源内の獄死が描かれた第16回。一橋治済(生田斗真)が、源内が書き上げ、襲われた源内のもの思われる血がついたと思われる原稿を家臣が庭先で燃やすのを見ながら、サツマイモを食べるシーンがあった。わずか25秒ほどだったが、視聴者が震撼した描写で、治済が黒幕の可能性が大きいことを強く印象付けた。

半年以上たっての伏線回収ともいえようか。大河ドラマという長編ならではの面白さに身震いする思いだ。そして物語は大きく動いた。

「これ書けるのは源内先生しかいねぇよ」。そう確信した蔦重は、草稿に添えられていた手紙に書かれていた寺へと向かった。

緊張の面持ちの蔦重が開けられた障子の先に見たのは、視聴者の予想をはるかに覆す人物。松平定信(井上祐貴)だった。さらに、その部屋には長谷川平蔵(中村隼人)、三浦、定信の要請で幕府の儒官を務めていた柴野栗山(嶋田久作)、そして元大奥取締の高岳(冨永愛)がいた。

「なんで…」とぼうぜんとする蔦重に、高岳が実物の“死を呼ぶ手袋”を見せた。定信は、その手袋のいわれを話し、戯作に書かれた“傀儡好きの大名”がこの場にいる者にとって同じ敵であるとして「宿怨を越え、ともに敵を討つべく、手を組むに至った」と説明。そして、その仲間に蔦重も加わらないかと言うのだった。

源内という忘れるに忘れられない大きな存在。源内は蔦重と意次をつなげた人物であるが、ここにきてまさかの定信と蔦重をつなげた。SNSには「極上のミステリー」「そりゃ『なんで』になるよね」「さすがにこの展開は読めなかった」「ものすごい引き!クライマックス目前だぜ感がすごい」「べらぼうにおもしれぇ!!!!!」「越中(※定信)と蔦重が手を組むとか胸アツなんですけど」「こんなアベンジャーズ展開があるの!?」「黒幕との最終決戦が始まる!」と、驚きと興奮の声が相次ぎ、「#大河べらぼう」がトレンド1位になったほか「源内先生」も上位にランクインした。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。