この日は昼過ぎて収竿!実は後日談もあり…
その後も釣り上がろうと顔を上げると、上流からアングラーが下りてくるのが見えました。しかも手に持っているのはルアータックルです。話を聞いてみると、かなり上まで釣り上がったとのこと。時刻はすでに13時を回ったところ。これ以上深追いするのも時間的に難しいだろうと判断し、この日はここで終了することにしました。「来週は頑張って4時に来よう!」そう誓って林道を2時間歩いて戻った次第です。
それからちょうど1週間後、再び同じ川を訪れました。この日は2時に起きて出発。4時前には駐車場に到着することができ、無事に目当ての川に入ることができました。やはり、明らかに反応が多く、魚影の濃さが伺えます。先行者も入っていないフレッシュな川は良いですね。釣果のほどは…ヤマメは最大で25cm。良型のイワナも顔を見せてくれました。最終的に10匹以上釣って〝ツ抜け〟を達成。充分楽しませてもらいました。
すでにほとんどの渓流が禁漁となっていますが、丹沢エリアは10月中旬まで釣りが可能です。美しい秋色のヤマメを求め、山を歩く日々はもう少しだけ続きます。
丹沢釣行で活躍したルアーの紹介
今回はスミスの人気ルアーをメインで使用しました。
【D-コンタクト50】
スミスの平本仁(ひらもと・ひとし)さんの代表作。昨今、渓流ルアーフィッシングでは主流の、ヘビーシンキングミノーの釣りを牽引し続ける人気ルアーです。後方固定重心による圧倒的な飛距離とレンジコントロール性能、そして〝Dコン〟独自の「慣性スライド」がバイトを誘発します。
【D-インサイト44】
【D-コンタクト】以外にも〝Dシリーズ〟として数々の名作を生み出してきた平本さんですが、【D-インサイト44】もその一つです。フラットボディが生み出すヒラ打ちアクションは、スレたトラウトにも強くアピールしてくれますし、移動距離が少なくその場にとどまらせやすいので、小場所でも長時間アピールすることが可能です。速巻きするとバイブレーションのように振動しながら、【D-コンタクト50】よりも、さらに深いレンジまで潜行します。

