訪問診療は、患者さんが自宅で安心して療養を続けられるようサポートする医療サービスです。今回は、訪問診療は何から始めたら良いのか、費用は高いのか、「ファミリークリニック荒川」の廣田先生に解説していただきました。

監修医師:
廣田 智也(ファミリークリニック荒川)
日本大学医学部卒業。東京女子医科大学整形外科の医局に入り、整形外科医として多数の地域中核病院にて患者診療に携わる。東京女子医科大学助教を務めた後の2022年、東京都北区に位置する「ファミリークリニック荒川」の院長に就任。日本整形外科学会専門医。認知症サポート医、難病指定医、身体障害者福祉法指定医。
編集部
訪問診療を始める際、何から準備すればいいですか?
廣田先生
自宅で生活していた人の通院が難しくなって訪問診療を始める場合は、かかりつけ医やケアマネジャーに相談してみましょう。訪問診療を提供している医療機関を紹介してもらえます。また、インターネットなどで調べた訪問診療をしている医療機関などに、直接電話してみるのもいいかもしれません。病気や骨折で入院中の人が退院後も自宅で医療を受けたい場合は、主治医や病院内の地域連携室、ソーシャルワーカーなどに相談するのがおすすめです。
編集部
訪問診療の費用面も気になります。
廣田先生
訪問診療は保険適用なので、費用は「通常の診療よりもやや高い」という程度です。ただし、訪問の頻度や内容によって費用に差が出る場合があるため、詳しい費用についてはあらかじめ医療機関に確認しておくと安心です。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
廣田先生
訪問診療を始めるタイミングとして、「歩けなくなってから」「起きられなくなってから」では遅いと考えます。「訪問診療ってなんだろう?」と気になったタイミングで、訪問診療をしている医療機関に連絡して話を聞いてみるのがおすすめです。今すぐに導入とならなくても、どういう状態になったら導入できるかを知ることができれば具体的なイメージがつきやすいと思いますし、場合によってはすぐに導入となるかもしれないので、まずは一度話を聞いてみてはいかがでしょうか。
※この記事はメディカルドックにて<「訪問診療」を始めるのに適したタイミングはご存じですか? 往診との違いや向いている人も医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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