マネキンは「服の鏡」から「私たち自身の鏡」へ変わる
マネキンは、服のシルエットやブランドの世界観を伝える唯一の立体的なツールであることに変わりはありません。ですが、そのニーズは「憧れ」ではなく、「共感」が求められる時代なのでしょう。
ユニクロのようなトップブランドを含むアパレル業界全体が、店頭で多様な体型を提示することは、不健康なルッキズムからの脱却と、より幅広い顧客層へのアプローチを同時に実現するチャンス。マネキンが単なる「服の鏡」ではなく、私たち消費者一人ひとりの「共感を呼ぶ鏡」となる未来ーー。その変化は、すでに始まっています。次に店舗を訪れた時、あなたはマネキンを見て何を思うでしょうか。
(LASISA編集部)

