布施には、古き良き喫茶店がまだたくさん残っている。
けれど、「FUJI CAFE」の朝は、ちょっと違う。光が差し込む白い店内、湯気立つトースト、甘いレモネード。隣の金太郎パンから届いた焼きたての香りと一緒に、新しい一日が始まっていく。
下町にふわりと差し込んだ、新しい風の正体を、のぞいてみた。

からだと心に、無理なく過ごせるカフェ。
布施駅から歩いてすぐ。いつも人通りの絶えない商店街の一角に、すっと白く、整った姿でたたずんでいるのが「FUJI CAFE」。
古い喫茶店が軒を連ねるこの町で、このカフェはちょっと異色かもしれない。けれど、その“違い”が、布施の日常にやさしく馴染んでいるように思える。

ふらりと立ち寄った朝の時間。窓際の席には、小さな子どもとママ。反対側では、仕事前らしき男性がひとりで新聞を読みながら、トーストにかじりついている。
そのどちらにも、無理がなくて、いい。
いつもの朝に、プロのひと手間
FUJI CAFEの朝は、となりの「金太郎パン」なしには語れない。100年以上この町で愛されてきた老舗のパン屋から、毎朝届く焼きたてパン。

これが、ピザトーストや、エビグラタントーストになったりする。
さらに、トーストのソースは全て手作り。定番のピザソースも、トマト、玉ねぎ、にんにくをコトコト1時間煮込んで作られているから、お家では味わえないコクが出る。
よくあるセットと言ってしまえばそれまでだけど、どこか品があって、ちゃんと温度がある。
ひとくち目から、今日をきちんと始めたくなる味だ。
