(1)節約効果の大きい「固定費」から
まずは、毎月決まった額が発生する、電気代や通信費、保険料などの「固定費」からチェックしましょう。節約効果が大きいため「一度見直して終わり」ではなく、毎年、見直すのがおすすめです。サブスクや定期購入品を利用している場合は、有効に活用できているかなども確認してみましょう。「解約するのは面倒」と後回しにしがちですが、ここを整えるだけで月数千円単位の削減になることもあります。
(2)「変動費」はその次に
次に、「変動費」である食費や日用品費、特別費なども振り返りましょう。家計簿や銀行口座の履歴を見返し、「つい使いすぎた項目」や「節約できそうな部分」を把握するだけでも意識が変わります。無理にがまんするより、一つずつの「支出の満足度を高める」という意識が大切。見直して浮いたお金は、年末年始を楽しむための予算に回すのもいいですね。無理なく整えながら、気持ちにもゆとりを生み出しましょう。

