髪が長いことにずっと“違和感”があった大学生の女性が、美容師の手で大変身を遂げる動画がYouTubeに投稿されました。驚きのビフォーアフターが反響を呼び、動画は記事執筆時点で5万3000回以上再生されています。
本人の“自分らしさ”を大事にしたイメチェン企画
投稿したのは、東京・原宿のサロン「Ooze.HARAJUKU」の2人組美容師・KAHOAIRIさん。KAHOさんとAIRIさんによるYouTubeチャンネル(@kahoalri7627)では、性別にとらわれない“自分らしさ”を大切にしたイメチェン企画を行っており、それぞれの「変わりたい」という思いに寄り添った施術が注目を集めています。
今回施術を受けるのは、現在21歳のゆづきさん。ブラウンのロングヘアも似合っていますが、今日はかなり大きなイメチェンをするためにやってきました。事前に希望するイメージ写真を見た2人も、想像をはるかに超えるオーダーに驚いた様子です。
まずは、今の胸下まである長い髪を50センチほどバッサリカットしていきます。ちなみにこちらのサロンでは、切ったロングヘアは封筒に入れて渡しているそうで、お客さんはそのままポストに投函するだけでヘアドネーション団体に寄付できる仕組みになっています。
実際に切る場面になると「ドキドキする……」とつぶやくゆづきさん。これまで短くした経験がないといいますが、なぜ今回のイメチェンを決意したのでしょうか。
自分がロングヘアでいることに“違和感”があった
ゆづきさんは思春期ごろから、周囲の意見と自分自身の気持ちのとの間に「ちょっとずれがある」と感じていたと話します。心の中では「ちょっとボーイッシュなのがいいな」「かっこいいって言われたいな」という気持ちがずっとありましたが、当時は周囲の目や意見を気にしてかわいい系の服を着ることが多かったとのこと。
そして、そのころから髪が長いことにも違和感があったゆづきさんは、成人式を迎えたのを機に、心の中でなにか吹っ切れるものがあり、その“長年の違和感”を晴らすために今回企画に応募したのでした。
カットが終わったら、KAHOAIRIさんが2人がかりでブリーチをしていきます。ちなみに、過去には黒髪ロングにしていたときもあったそうですが、その時期は知らない男性から付きまとわれたりと、少し身の危険を感じるような場面が多かったことも話しています。
施術中にはセクシュアリティの話題も。以前は女性と付き合っていたゆづきさんは、現在は同じ大学の同じクラスの男性と交際しています。告白されたときはすぐに受け入れられず、男性と恋愛ができるか自分でも分からなかったため、いくつかの条件を出したそうですが、「それでもいい」という彼の言葉を聞いて付き合ってみることに。なお、小学生時代から母親にセクシュアリティに関して相談していたこともあり、同性同士で付き合うという選択肢はそのころからゆづきさんの中にあったといいます。

