何がある人が「肺がんになりやすい人」かご存知ですか?【医師解説】

何がある人が「肺がんになりやすい人」かご存知ですか?【医師解説】

Medical DOC監修医が肺がんになりやすい人の特徴などを解説します。

※この記事はMedical DOCにて『「肺がんを疑う肩こりの特徴」はご存知ですか?初期症状も医師が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

後藤 秀人

監修医師:
後藤 秀人(後藤内科医院)

浜松医科大学医学部卒業。横浜市立大学附属市民総合医療センター呼吸器内科助教、横浜医療センター呼吸器内科部長などを歴任後の2018年、神奈川県藤沢市の「後藤内科医院」を継承。呼吸器、アレルギー診療を専門とし、内科全般について地域に根差した診療に従事している。
日本内科学会 総合内科専門医、日本呼吸器学会 専門医・指導医、日本アレルギー学会 専門医、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、インフェクションコントロールドクター(ICD)などの資格を有する。

「肺がん」とは?

肺は体に酸素を取り入れ、過剰となった二酸化炭素を外に出す役割を担っています。肺の気管支や肺胞ががん化したものが肺がんです。肺がんは初期では症状がみられないことも多いです。よく見られる症状としては、咳や痰、血痰、胸痛、息苦しさ、倦怠感などですが、肺がんは進行に伴い発生する部位によっていろいろな症状を認めることもあります。

肺がんになりやすい人の特徴

ここでは、肺がんの原因から肺がんになりやすい特徴についてまとめて解説をいたします。この特徴に当てはまる場合には、特に注意が必要です。初期では症状が出にくいため、健康診断などで定期的に肺がんが発生していないかをチェックすることが大切です。

タバコを吸う人、周囲に喫煙者がいる人

喫煙は最大の危険因子です。先に述べたように喫煙者、受動喫煙者共に肺がんのリスクが増えることが分かっています。タバコを吸う人はなるべく早めに禁煙することが自分にとっても、周囲の人にとっても肺がんの危険性を減らすことにつながります。

年齢

肺がんは、40代ごろより増えはじめ、50代以降で急激に罹患数が増加します。10万人当たり40代前半で男性は7.7人、女性は6.2人であったものが、50代後半で男性72.4人、女性37.6人まで増加します。年を取ることも、リスクの1つです。年を取ることは避けられません。初期では症状はないことも多く、40代以降では肺がん検診や健康診断で定期的なチェックをすることがとても大切です。

家族歴

肺がんの家族歴がある人では、家族歴がない人と比較して肺がんのなるリスクが2倍程度高くなることが分かっています。また、この傾向は女性の方がより顕著です。男性では1.7倍、女性では2.7倍のリスクの増加でした。肺がんの家族歴がある人、特に女性では注意が必要です。家族歴がある場合には、肺がん検診などでの定期的なチェックをすることをお勧めします。

配信元: Medical DOC

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