パーキンソン病の予防法
カフェイン入りのコーヒーの摂取
カフェイン入りのコーヒーの摂取は特に男性において予防効果があるといわれています。カフェイン入りのコーヒーを1日2杯以上飲む男性はパーキンソン病の発症リスクが50%弱低下したとの報告もあり、積極的にコーヒーを飲用することで発症を予防したり、遅らせたりできる可能性があります。
食事療法
地中海食やMIND食などの食事療法はパーキンソン病の発症や進行を予防できる可能性があります。これらの食事は動脈硬化などの予防にも有効で、心筋梗塞や脳梗塞の予防にも有効とされています。肉食や乳製品を控え、野菜や魚、ナッツ類などを多く摂取する食事を心がけましょう。
生活習慣病の薬物治療
高血圧の治療薬であるACE阻害薬(レニン-アンギオテンシン系阻害薬)や糖尿病の治療薬であるGLP-1受容体作動薬、高コレステロール血症の治療薬であるスタチンにパーキンソン病の予防効果があるのではと考えられています。生活習慣病にならないような生活習慣(バランスの取れた食事や適度な運動)が望ましいですが、生活習慣病になった場合には適切に治療を受けることも重要です。
喫煙
喫煙している人は喫煙していない人に比べてパーキンソン病の発症リスクが低いとの複数の報告があり、喫煙とパーキンソン病の間には強い関連があると想定されています。ニコチンによる神経保護作用が想定される一方で、パーキンソン病では発症前からドーパミンが大幅に減少するため、喫煙に伴う快楽物質の分泌が少なく、パーキンソン病のリスクのある人は喫煙を好まないからではないかとの検討もされています。
喫煙は舌癌や肺癌などの悪性腫瘍、生活習慣病にも関与し、様々な悪影響があることが知られており、パーキンソン病の発症に予防効果がある可能性はありますが、推奨はされません。
「パーキンソン病になりやすい性」についてよくある質問
ここまでパーキンソン病になりやすい性格などを紹介しました。ここでは「パーキンソン病になりやすい性格」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
ストレスが原因でパーキンソン病を発症することはありますか?
村上 友太(むらかみ ゆうた)医師
パーキンソン病の症状の一つとしてうつ病などの精神症状があります。心理社会的要因やうつ病などの疾患がパーキンソン病の発症リスクになるかはわかっていませんが、うつ病などの精神症状とパーキンソン病との関連は指摘されています。

