乳がん遠隔転移の主な症状
転移した場所によって、起こりうる症状はさまざまです。症状の程度も個人差があり、転移があるにもかかわらず、無症状のことがあります。
骨の痛み
骨に転移すると、転移した場所に痛みを感じることがあります。背骨や大腿骨に転移した場合は体重がかかるため、病的骨折を伴いやすく、強い痛みを感じることがあります。痛みが続く場合は、医療機関を受診しましょう。
長引く咳や息苦しさ
肺に転移すると、長引く咳や息苦しさが続くことがあります。症状がよくならない場合は、医療機関を受診しましょう。
お腹の張り
肝臓に転移しても、はじめは自覚症状がないことが多いです。進行すると、右側のお腹の張りを自覚することがあります。腹水がたまるとお腹が全体的に張ることがあります。症状が続く場合は、医療機関を受診しましょう。
頭痛やめまい
脳に転移があると、頭痛やめまいを自覚することがあります。また、嘔吐、麻痺やけいれんなどを伴うことがあります。症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。
「乳がんの転移」についてよくある質問
ここまで乳がんの転移について紹介しました。ここでは「乳がんの転移」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
乳がんはどこの部位に転移しやすいですか?
山田 美紀 医師
乳がんは血液やリンパ液の流れに乗って転移します。転移しやすい部位として、リンパ節、骨、肺、肝臓、脳などがあげられます。
乳がんが転移した場合、手術はできないのでしょうか?
山田 美紀 医師
遠隔転移がある場合、基本的に手術はすすめられません。全身にがん細胞が潜んでいる状況のため、全身に効果のある薬物治療がすすめられます。例外として、全身状態が良ければ、転移を診断するための手術や症状を和らげるための手術を行うことがあります。

