誰かを励ます時、あなたならどうしますか? 話を聞く、そっとそばにいる、何かプレゼントをする……など、人によって励まし方には違いがありますよね。今回は、筆者の知人が興味深いエピソードを聞かせてくれました。
まさかの事態に動揺
息子が会社から転勤を言い渡されたのは、半年ほど前のことです。事実上の左遷でした。
本社での栄転を夢見ていた息子の落胆は計り知れません。
結局、息子は転勤を受け入れずに自主退職を選び、転職先を探すことになりました。
順調に出世コースを歩んでいると思っていたのに、まさかこんな事態になるとは……。
息子はすっかり自信をなくして、転職活動にもなかなか前向きになれない様子。
そんな息子の姿に、私も胸が痛みました。
もっと優しくしてくれてもいいのに
しかし、それ以上に私の心をざわつかせたのは、息子の妻、A子さんの態度でした。
夫がこれほど落ち込んでいるのですから、妻として励まし、支えてあげるのが普通だと私は思っていました。
ところがA子さんは、「いつまで寝ているの」「感傷に浸っている暇ないでしょ」と、息子に突き放すような言葉ばかり浴びせるのです。
こんなに落ち込んでいるんだから、少し休ませてあげたらいいのに……。
私は、A子さんのことを「なんて冷酷な人なのだろう」とさえ思ってしまいました。

