
バラエティー番組『世界の果てに、○○置いてきた』シリーズ第3弾『世界の果てに、くるま置いてきた』の#1が、ABEMAにて9月21日に放送。令和ロマン・くるまが、『M-1グランプリ』優勝後の心境を吐露。また初日のバングラデシュで早くもトラブルに見舞われた。
■“人生初海外”の初心者ムーブに赤面
今回シリーズ第3弾となる『世界の果てに、くるま置いてきた』には令和ロマンのくるまが出演。物心ついてからの海外旅行経験がなく、ほぼ“人生初海外”となるくるまを、日本からおよそ4,800キロ離れたバングラデシュ南端の孤島に置き去りに。出発地点となる孤島からバングラデシュ本土を通過し、幸せの国・ブータンの王宮を目指す、約2週間の南アジア縦断の旅がスタートする。
#1では、バングラデシュ南端の孤島に置き去りにされたところから本土を目指し、島からの脱出に奮闘。出発からわずか5分で遭難しかける大ハプニングに見舞われ、川を泳いで渡るなど、前途多難なスタートを切った。
番組冒頭では、飛行機に乗る際の“手荷物タグ”をつけたままのくるまに、同行スタッフが「あえてつけてるんですか?」と指摘。「外すか外さないか分からないのでずっとつけてました」「外したら怒られるのかなとか思って」と明かしたくるまは、スタッフから「外して大丈夫です」と返されると、「じゃあ外します。すごい恥ずかしかったです、今」と海外初心者丸出しの自分に苦笑いを浮かべた。
雨季はサイクロンが大量発生するため浸水している場所も多く、徒歩と船、バイクタクシーを乗り継ぎ、2つの島を抜けて本土に向かう。道中で立ち寄った集落では現地の人たちに囲まれ、みんなで自撮り写真を撮影するなどの交流を図ったくるまは、集まった人たち全員を引き連れて昼食をとることに。
「バングラデシュで軍団できると思わなかった」と集団の先頭を歩きながらレストランへ向かうくるまに「YouTuberだろ?」と間違えて写真撮影を求める現地民にも遭遇する。レストランでは、地元の人と一緒に食事をすればタダになる特別ルール“ABEMAポケット”を使い、「全員分ください」と大盤振る舞い。現地の食事の作法を教わりながら、大勢に囲まれてこの旅初めての食事を堪能した。

[HEAD]早速金銭トラブルの洗礼を受けるくるま[/HEAD]
本土へ渡る船が出る港に向かうため、バイクタクシーに乗ったくるまは、走行中にドライバーから「金は持ってるのか?」「500タカ(約685円)払ってね」「本当に払えるんだろうな」と不審な問いかけをされ、不安な表情に。
ようやく港に着いたものの、ドライバーは「料金は600タカ(約820円)。あの時は500って言ったけど、ここに着いたら600欲しくなったんだ」とまさかの値上げ。「外国人だからチップが欲しい。わかるだろ?」というドライバーの言葉に、くるまは困惑しながらも「しょうがないか」と納得し、海外初心者として早くも“海外あるある”の洗礼を受ける。
さらにその後、海上タクシーに乗ってようやく本土にたどり着き、安堵したのも束の間。海上タクシーの料金が「1人2000タカ(約2740円)」と告げられ、またもぼったくり疑惑が浮上。「すごいいくね」と腑に落ちないながらも2000タカを支払ったくるまは、お金を受け取り満面の笑みを浮かべたドライバーに、「2000いけると思わなかったから、めっちゃ嬉しいやん」とツッコミを入れつつ、「この笑顔撮れただけでいいんじゃない」とコメントした。

また、本土のホテルに向かう移動中には『M-1グランプリ』優勝後の心境を語る場面も。「最近の自粛とか関係なく、M-1優勝してその時点でもう目標なくて。別にテレビすごい出たいとかじゃないし、もう何もやることないなと思ってて...」と語ったくるま。
今回の出演についても「連覇していよいよどうしようみたいな。そうしたら自粛入って、なんかすごい時間できて。そうしたらこの番組の話が来たんですよ。何の道に進むか決まんのかなぁみたいな」と振り返り、「今のところ、新しいものしか見てなくてとても刺激的なんですけど、全く日本の時と変わってない」「世界を舐めてないから、こういうこともあるよなって思ってる。だから変わってないのかも、本質的には」と、旅の初日を終えた感想を語った。本編はABEMAで放送後7日間見逃し視聴が可能。


