人気マンガ家の和田さんは、気の利かないことにかけては定評のある夫、まじめで怖がりの長女、良くも悪くもマイペースな次女、そして高校生のとき、友だちから「和田って、丸顔っていうか四角顔だよね」と言われたという和田さんの4人家族。そんな和田さんが初めての妊娠&育児中に起きた“ママならぬ日々”を綴ったエッセイマンガです。
母子手帳を受け取ってうれしい気持ちになった和田さん。ふと「そういえば、私の母子手帳はどうなっているのだろう?」と思い、母のもとを訪ねると……。
ちょっと…!?実母の行動に思わずツッコミ!

母子手帳をもらって感動した和田さんは、子どもが大きくなったら渡そうと決意。そういえば、自分の母子手帳を母はとってあるのかな……?と気になり、渡されるときは少しロマンチックな雰囲気になるのではと妄想します。ところが現実の母は、あっけらかんと母子手帳を差し出してきて、思わず和田さんは心の中でツッコミを入れるのでした。
母子手帳を受け取って、自然とうれしくなった人は多いのではないでしょうか。生まれたときの身長や体重、そこからの成長の記録が残されていて、見返すと懐かしさや当時の思いなど、さまざまな感情がよみがえってきますよね。
将来、子どもが大きくなって母子手帳を手渡す日が来たら、「記念として大事にとっておいたよ」という気持ちに加え、「こんなときに役立つんだよ」という実用的な面も伝えられると、よりその価値を感じられるかもしれません。その日を楽しみにしながら子どもの成長を見守っていくことで、母子手帳の存在はますますかけがえのないものになっていくでしょう。
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著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江

