
「キキ弁」という愛称で、お弁当を詰める動画をSNSで発信しているキキさん。おかずやごはんがお弁当箱からちょっとだけはみ出した、「蓋はのせるだけ」のお弁当は、ボリュームたっぷりで彩りも鮮やか。キキさんがお弁当を詰めながら、おかずや詰め方について説明する軽快で優しい語り口も大人気なんです! 多くのフォロワーさんからも「おいしそう!」「元気が出る!」「お弁当の参考になる」と多くのコメントが寄せられています。
毎日のお弁当が同じおかずのローテーションになってしまう…そんな方にこそおすすめしたい、「キキ弁」の厳選レシピをご紹介。お肉を使ったメインのおかず、和えるだけor焼くだけの副菜など、明日のお弁当に使えるレシピが満載です。
※本記事はキキ著の書籍『蓋はのせるだけ弁当』から一部抜粋・編集しました。
※お弁当を持ち歩くときは保冷剤や保冷バッグを利用するなど、保管方法にも注意しましょう。
「ピーマンの肉詰め」
ピーマンを縦半分に切った肉詰めをよく見かけるけどお弁当ではこっちがかわいいよ。お肉は焼くと縮むので、ぎゅうーっと詰めるのがポイントだよ。サイズに大小が出ますが上手に使ってくださいね。
材料・作りやすい分量
ピーマン…4~5個
(A)あいびき肉…250g
(A)玉ねぎ…大1/4個
(A)片栗粉…大さじ1
(A)マヨネーズ…大さじ1
(A)パン粉…大さじ3
(A)塩、こしょう…各適量
油…適量
(B)ケチャップ、 中濃ソース…各大さじ2~3
(B)砂糖…大さじ1
作り方
1.ピーマンは1.5~2cm幅の輪切りにし、種とワタを取り除く。ポリ袋に片栗粉適量(分量外)とピーマンを入れ、全体にまぶす。玉ねぎはみじん切りにする。
2.ボウルにAの材料すべてを入れてよく混ぜ、1のピーマンにぎゅうぎゅうに詰める。
3.フライパンに油を中火で熱し、2を入れて3分ほど焼く。上下を返して弱火にし、蓋をして2~3分焼く。中まで火が通ったら取り出す。
4.フライパンの油をきれいに拭き取ってBを入れ、中弱火で2分ほど煮詰める。でき上がったケチャップソースを肉詰めピーマンの上に塗る。
たまに味変!照り焼きソース
しょうゆ、酒各大さじ2、砂糖大さじ2~3、みりん大さじ1を油を拭き取ったフライパンに入れ、弱火または中弱火で煮詰める。砂糖は大さじ2から始め、味見してぼやけていたら追加で加えてみてね。
このレシピの決まりごと
・ 電子レンジは600Wを使用しています。加熱時間は様子を見ながら加減してください。・ 大さじ1は15mL、小さじ1は5mLです。ひとつまみは指3本でつまむ量です。
・ 炒め物や揚げ物に使う「油」は、ご自分の好きな植物油をご使用ください。「酒」は塩分が添加されていない料理酒を使っています。
・ おかずは揚げるもの、焼くものから作り始め、しっかり冷ましてからお弁当箱に詰めてください。
・ 熱源によって火の入り方に違いがありますので、調理時間はあくまで目安に、ご自分で加減してください。
・ 「おかずカップ」は「Seria」の8号サイズをメインに使っています。手に入りやすいお好みのものを使ってください。
・ 住んでいる場所が長崎というお土地柄もあり、この本のレシピは、全体的に少し甘めです。砂糖やみりんの量は、ご自分の好みに合わせて加減してください。
・ 写真はすべて私物です。現在取り扱いのないものやデザインが異なるものがあります。また、弁当箱のサイズはすべておおよその寸法となります。
著=キキ/『蓋はのせるだけ弁当』

