アールビーズ社が調査実施
ランニング専門メディア「月刊ランナーズ」とランニングプラットフォーム「RUNNET」を運営するアールビーズ社が、「ランニングと幸福度」に関する意識調査を実施、その結果を発表しました。
調査は2025年9月、RUNNETの会員で1か月に1回以上走ると回答した20～80代を対象に1ウェブ上で実施。1万2142人から回答を得たものです。12月に同社が創立50周年を迎える記念プロジェクト第1弾として行われました。
まずランニングによって「幸福度が上がった」と回答した割合は、大いに上がった57.3％、やや上がった37.3％で計94.6％。幸福度が上がった理由（複数回答）は、多い順に体力が付いた／疲れにくくなった、ストレス解消・気分転換になる、体重が減った・体格が引き締まった、大会出場や自己ベスト更新など目標達成の喜びがある、など。地元が前向きになった／自己肯定感が上がったなど、メンタル面での“効果”を感じる声も少なくありませんでした。
さらに、「友達が増えた」「老若男女、これまで交流することのなかった年齢や職業の人たちとつながりを持てた」など、人とのつながりやコミュニティーに関する理由も挙げられています。
幸福度向上の実感は、全世代で女性の方が男性より割合が高い傾向。その理由について同社は、「フリー回答から推察すると、女性はランニングをすることで子育てや家事から解放され、自分一人の時間を楽しんでいる人や、ランニングの継続やフルマラソンの完走で自己肯定感の高まりを感じている人が多いようだ」と分析しています。
今後のランニングの楽しみについては、「無理なく健康のために続けたい」「自己ベスト更新を目指したい」「景色や自然を楽しみながら走りたい」「旅行や観光と組み合わせて走りたい」「ストレス解消や気分転換として楽しみたい」などが上位に並びました。
（LASISA編集部）
