家に帰っても、気がかりが…
帰宅後、夫に一部始終を伝えました。
「なんだよそれ、いくら何でも言いすぎだろ」
夫は驚きながら、そう言いました。
「噛んだのはたつきが悪いけど、そこまで言う?」
私もまったく同感です。
「もう謝ったんだから気にすることないよ。相手が年長の子なら、今後関わりもないだろ」
憮然としながらも、夫は気持ちの落としどころを見つけようとしているようでした。
「パパ、お義母さんには…」と言いかけると、夫は「わかってるよ」とつぶやいてお風呂に入りました。義母はもともと小学校入学までは母親は働かずに子どもに愛情をかけるべきと考える人です。今回のことを知ったらきっと「やっぱり愛情が足りていないから」と、久美子さんが言うようなことを言い出すでしょう。そんなことを今言われたら、私はもう耐えられません。
早くこのトラブルを終わらせて、胸のつかえた感覚から解放されたい。その一心でした。しかし、このトラブルはまだまだ尾を引いてしまうのです―――。
あとがき:突き刺さる言葉の刃
どんなに誠意を込めても、伝わらないことがあります。それでも母親は、子どものために頭を下げるしかありません。「愛情不足」という言葉が、ゆかりさんの胸に重くのしかかりました。
仕事も、母であることも、両方を抱えた彼女にとって、その言葉はするどい刃だったことが伝わります。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: 光永絵里
(配信元: ママリ)

