慢性鼻炎の前兆や初期症状について
鼻水や鼻づまりが長期間にわたって生じるのが特徴です。風邪による一時的な鼻づまりとは異なり、数週間から数ヶ月以上にわたって続きます。鼻水は初期には透明でさらさらしていますが、炎症が長引くにつれて、粘性が増し、黄色や緑色に変わっていく場合があります。
さらに、鼻づまりが長期間続くと口呼吸が増え、喉の乾燥や痛みが生じ、口臭や歯の健康などにも悪影響がある可能性があります。さらに睡眠時無呼吸症候群のリスクも高まります。
鼻水や鼻づまりに付随して、嗅覚や味覚の低下も起こります。鼻づまりで匂いを感じにくくなり、それに伴って味覚も鈍くなることがあるのです。
慢性鼻炎を放置すると、副鼻腔炎(蓄膿症)や中耳炎、さらには気管支炎などの合併症を引き起こす可能性が高まります。とくに副鼻腔炎を発症すると、鼻づまりや鼻水の症状がさらに悪化し、顔面の痛みや圧迫感が生じることがあります。頭痛や集中力の低下も伴う場合があるため、早めに適切な治療を受けて、改善を図ることが重要です。
慢性鼻炎の検査・診断
はじめに、問診にて患者の症状や発症時期、症状が出やすい時期や状況について詳しく聞き取ります。アレルギー疾患の有無や家族歴も確認し、鼻粘膜の状態を確認することも重要です。また、症状を悪化させるような因子がないかも一緒に確認します。
アレルギー性鼻炎の可能性がある場合、必要に応じて鼻鏡検査や血液検査、アレルギー検査、鼻汁の好酸球検査などを追加で行います。

