北海道の朝を彩るHTBの情報番組「イチモニ!」。その中で、巷でささやかれる「ウワサ」や「ライフハック」が本当なのかを体当たりで検証する新コーナー「イチモニ!LABO」が始動しました。

記念すべき第1回(2025年11月18日放送)では、「博士」土屋まりアナウンサー、「助手」の勝見もえりさん。

そして土曜レギュラーのモデルでありながら、平日はイチモニ!の裏方スタッフ(アルバイト)もこなすという異色の経歴を持つ「助手」の竹林みちあきさんが白衣姿で登場。

SNSのウワサから、おばあちゃんの知恵袋まで。「それ、ホント?」と首をかしげたくなるような3つのウワサを、体を張って検証しました。

🧪実験① 冬の恐怖「静電気」は手のひらで解消できる!?

最初の実験は、これからの乾燥する季節に誰もが悩まされる「静電気」。ドアノブや車のドアに触れた瞬間に「バチッ!」と走る、あの痛い衝撃を本当になくすことはできるのでしょうか。
ウワサ:金属に指先でなく「手のひら全体」で触れるとバチッとこないらしい

ラボでは、マフラーと塩ビパイプ、アルミホイルを巻いたコップで「簡易蓄電装置」を作成。マフラーでパイプをこすって静電気を溜め、その電気が本物かを検証します。
【検証1:指先で触れる】
最初の被験者はもえり助手。おそるおそる指先を近づけると……


「ぐわああ!」と絶叫。 火花こそ見えないものの、強烈な痛みが走った様子。もえり助手は「ヤラセ無しです!」と、実験のガチ度をアピールします。
【検証2:手のひらで触れる】
続いて、ウワサの検証です。

まずはもえり助手が「手のひら」でのタッチに再挑戦。

しかし、恐怖心が勝ったのか、手のひらよりも先に指先が触れてしまったようで、またもや「痛っ!」と2連続の被撃沈。

ここでみちあき助手にバトンタッチ。「行きます!」と覚悟を決め、

溜め込んだ静電気に向かって、思い切り「バシッ」と手のひら全体で触れました。

すると……「お? 余裕でした! すごい!」 みちあき助手にはまったく痛みが走らず、平然とした表情。見事、ウワサは本当であることが証明されました。
【博士の解説】
なぜ、手のひらだと痛くないのか。これには「金属と接する面積が大きい方が電気が通りづらい」という理屈があるそうです。

指先のような「点」で触れると、溜まっていた電気が一気にその一点に集中して流れ込むため、「バチッ!」という強い痛みを感じます。しかし、手のひらのような「面」で触れると、電気が分散して流れるため、人間が痛みとして感じにくくなる、というわけです。これで冬のドアノブも怖くありません。
🧪実験② ニンニク臭も撃退? 30秒の「口モゴモゴ」で口臭が消える!?
続いては、多くの人が気になる「口臭」に関するウワサ。

ウワサ:舌で歯の外側をなめるように10周させると口臭が消えるらしい
この検証のために、竹林助手がニンニクを実食。

まずはそのままの状態で、もえり助手が「はぁ〜」と息を吹きかけられます。
みちあき助手が息を吐いた瞬間、もえり助手は顔をしかめ「臭う……」と強烈な一撃にノックダウン。

ここで、ウワサのライフハックを実践します。みちあき助手が口を閉じ、舌を使って歯の表側をぐるりと10周、約30秒間「モゴモゴ」と動かします。

そして、運命の再チェック。 もり助手が再びみちあき助手の息を嗅ぐと……「あれ?!」と驚きの表情。 「(臭いが)和らいだ!」

まさかの結果に、スタジオも騒然。完璧に無臭とまではいかないものの、明らかにニンニク臭が軽減されたことが確認できました。
【博士の解説】
このウワサの根拠は「唾液」です。

舌を積極的に動かすことで、口内に唾液が大量に分泌されます。その唾液が、臭いの元となる菌や食べカスを洗い流してくれるため、口臭が軽減されるという仕組み。

歯科医の公式YouTubeでも推奨されている方法とのことで、食後のエチケットとして覚えておいて損はないテクニックです。

