大腸ポリープができると現れる症状
便通異常
大腸ポリープが小さいうちには症状がないことが多いです。ポリープが大きくなると、腸の内腔が細くなるため、便が細くなることもあります。また、便秘の原因となることも考えられます。
以前と便通の状況が変化した場合には大腸ポリープが原因となっている可能性もあります。消化器内科で相談をしてみましょう。
血が混じった便
大腸ポリープが大きくなると、表面を便が通過する時にこすれて出血し、便に血が混じることがあります。見た目でもわかることもありますが、見た目ではわからず便潜血検査で陽性となり初めて分かることも少なくありません。また、徐々に出血して貧血が進んでいることで発見されることもあります。
血便を認めた場合はもちろんですが、便潜血が陽性となった場合には、症状がなくとも消化器内科で相談をして、検査を検討しましょう。
腹痛
大腸ポリープが小さい場合には、痛みがある事はありません。しかし、大腸ポリープが大きくなると、腹痛がみられることもあります。腹痛が何度もみられる場合には、消化器内科で相談をしてみると良いでしょう。
大腸ポリープができやすい人の特徴
家族歴がある人
家族性大腸腺腫症は、若い時から大腸に腺腫が多く発生し、大腸がんを発生する危険性が高い遺伝性の病気です。この遺伝子異常のある家系である場合には、若い時から大腸カメラの検査を受け、気をつける必要があります。
このほかにも、大腸がんの全体の20〜30%程度で血縁者に大腸がんが多くみられる家系の方がいます。家族の中で大腸がんの方がいる場合には、気をつける必要があります。
加齢
年齢とともに大腸ポリープ・大腸がんの発生率が増加します。40歳代以降で徐々に発生率が上昇し、70歳代以降でピークとなります。このため、40歳以降では大腸がん検診などを定期的に受診して気を付けましょう。
生活習慣
大腸ポリープ・大腸がんの発生は、生活習慣に影響があると考えられています。高カロリー食や肥満、高身長は大腸がんのリスクです。また、加工肉や赤肉の摂取量が多いと大腸がんになりやすいことも報告されており、野菜や果物の摂取が大腸がんの発症低下に影響を与えます。
バランスの良い食事を摂ることが非常に大切です。また、運動量が少ない事や、喫煙やアルコール多飲も影響しており、生活習慣を改善することが大腸がんの予防にもつながります。

