業務用家具メーカーのアダルが、福岡J・アンクラスの選手をアスリート採用で雇用

福岡県糟屋郡宇美町のアダル総合工場

創業73年、レストラン・ホテル・オフィスなど多業界に家具を納入する業務用家具メーカーのアダルは、女子サッカークラブ、福岡J・アンクラス所属の杉浦華穂選手、野沢真由選手の2名をアスリート採用にて雇用した。

今回の取り組みは、地域貢献と本気でスポーツに取り組むアスリートの競技・仕事の両立支援を目的とした、アダルの継続的な活動の一環だという。

アスリート採用を積極的に推進

アダルは、様々な地域スポーツクラブとの連携を通じて、スポーツを通じた地域貢献にも力を入れている。中でも競技に打ち込める環境と引退後も社会で活躍できる仕組みづくりを目指し、アスリート採用を積極的に推進しているという。

現役選手の雇用だけでなく、セカンドキャリア支援や柔軟な勤務体制の整備、社内での応援体制など、選手が安心して働ける環境づくりに取り組んでいる。



選手はアダルの総合工場内物流センターにて配送業務に従事している。勤務時間は13:00〜19:00(月〜金)と、午前中の練習に集中できるよう配慮された勤務体制が整えられている。

遠征や試合など競技活動に合わせて有給休暇を柔軟に取得できるほか、工場敷地内にはシャワールームも完備されており、練習後のリカバリーにも対応できる環境が整っているそう。

杉浦華穂選手と野沢真由選手について



#25の杉浦華穂(スギウラ・カホ)選手は2001年3月15日生まれで、東京都出身。ポジションはDFだ。

サッカー歴は、FOOT駒沢、 塚戸フォルトゥーナ、大和シルフィードU-15、帝京第三高等学校、山梨学院大学、大和シルフィード、岡山湯郷Belle。

杉浦選手は、「初めての工場勤務に不安もありましたが、新しい分野への挑戦にワクワクしていました。職場は明るく前向きな雰囲気で、サッカーへの理解も深く、温かく支えていただいています。練習後のリカバリーや勤務中の体調管理を意識することで、自己管理能力や集中力が高まり、試合でも落ち着いてプレーできるようになりました。これからも自分らしくサッカーを楽しみ、見ている人に想いが伝わるような選手でありたいと思っています」とコメントしている。



#26の野沢真由(ノザワ・マユ)選手は2000年12月17日生まれで、茨城県出身。ポジションはMFだ。

サッカー歴はウィンズFC土浦、つくばFCレディースユース、修徳高等学校、神奈川大学、つくばFCレディース、岡山湯郷Belle。

野沢選手は、「初めての職種で不安もありましたが、家具の仕事に興味があり、楽しみにしていました。職場ではサッカーへの理解があり、周囲の支えに感謝しています。午前中は練習、午後は勤務という生活スタイルの中で、時間を有効に使いながら、夜は早めに休むよう心がけています。仕事を通じて気持ちの切り替えができ、職場の方々の応援が励みになっています。今後もサッカーを通じて多くの経験を積み、人として成長していきたいです」とコメントしている。

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